言語聴覚士(ST)

医療に関する仕事

言葉や声(発語・発声)・耳(聴覚)に障がいのある人のリハビリテーションを行う仕事です。ガンの手術で声帯を切除した人・脳梗塞の後遺症で失語症になった人・病気や老化で耳が聞こえにくくなった人・生まれつき発話に障がいがある人や子どもなどが対象です。また、ものを食べたり飲みこんだりすることに障がいのある人のリハビリテーションを行うこともあります。

言語聴覚士は、まずテストや検査を通して障がいがどのようにして現れているのかを探り、その結果にもとづいて適切なリハビリテーション方法を決定し、訓練・指導・アドバイスを行いながら患者が声と言葉・聴覚を取り戻すのを支援します。

言語聴覚士は国家資格です。基礎医学・言語学など指定科目を履修できる大学か指定の養成所を卒業すると受験資格が得られます。国家試験合格後は、病院の耳鼻咽喉科やリハビリテーション科・聴覚言語障がい者更生施設・難聴幼児通園施設などで働きます。

POINT

  • 言語・聴覚においてリハビリテーションを行う
  • 指定科目を履修できる大学か指定の養成所を卒業し、国家試験に合格する
この職業に近づく大学は?
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北里大学 医学衛生学部 リハビリテーション学科

理学療法学、作業療法学、言語聴覚療法学、視覚機能療法学の4つの専攻を設置。各専攻において理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士の医療専門職を養成する。大学附属病院での実習が充実し、他の医療系学部と合同で実践的なチーム医療を学ぶ。

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愛知淑徳大学 健康医療科学部 医療貢献学科

言語聴覚学と視覚科学の2つの専攻を設置し、それぞれ言語聴覚士、視能訓練士の国家試験受験資格が取得できる。第一線で活躍する医師、言語聴覚士、視能訓練士などによる講義を通して、高度な専門性を身につけていく。医療機関で実習を行う機会も多い。

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武蔵野大学 人間科学部 人間科学科

心理学や社会学、生命・健康科学など総合的な視点で人間の心理や生命、社会行動を見つめ、科学的方法論にもとづいて分析・研究し、人類が直面する諸問題を解決できる人材を育成する。公認心理士や臨床心理士、言語聴覚士を目指し大学院や専攻科へ進む道もある。

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