時計技術者

インテリア、建築に関する仕事

腕時計の中でも、特に複雑な機構で時を刻む機械式時計の組み立てや修理、また部品がない場合はその製造を行います。

かつては、時計職人に弟子入りして技能を磨きましたが、現在は専門学校などで基礎を学び、時計メーカーや修理工房・百貨店・時計店などに就職するのが一般的です。

この職業で必要なのは根気強さです。1ミリにも満たない部品を組み立て、細かな修理箇所を捜し当てて修復するためには、機械式時計の深い知識や手先の器用さが求められます。何より緻密な機構に美しさを感じる「時計好き」であることも資質の1つといえるでしょう。

専門学校でも取得できる「時計修理技能士」は国家資格です。これにより、時計技術者としての技能が保証されます。資格取得を目指した方がよいでしょう。

腕時計には歴史的な史料価値のあるものから宝飾品として使用される高価なものなどもあります。時計の歴史やデザインの変遷などの知識も求められます。深い教養もまた大事な資質の1つといえるでしょう。

POINT

  • 機械式時計の組み立てや修理、部品の製造を行う
  • 細かい作業を続けられる根気強さが重要
  • 取得すると有利な資格・免許あり

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