バイヤー
経営に関する仕事
購買傾向から世の中の流行を読みながら、生活品から美術的な骨董品に至るまで様々な付加価値のある商品を探し出し、買いつけ(仕入れ)を行う仕事です。付加価値のある商品を探すために、世界中を駆けめぐることもあります。
バイヤーになるためには、百貨店などの採用試験に合格し、買いつけ部門で働きます。ただし、販売促進などの買いつけ後の商品管理までは業務に入らないことが多いようです。経験を積んで食品などの深い専門知識を持ち、フリーランスで活躍するバイヤーもいます。最近はインターネットショップを運営して、バイヤーとショップオーナーを兼務している人もいます。
買いつけ先や問屋との交渉が仕事の基本になるのでコミュニケーション力も必要な資質です。また、海外で仕事をすることが多い職業です。英語をはじめとした語学力が必要です。
食品を例にとると、品種や農薬の有無・栽培法など消費者の要望はますます細分化しています。商品情報の収集力もバイヤーの仕事の力量の1つといえるでしょう。

POINT
- 付加価値のある商品を探し、買いつけを行う
- 交渉にはコミュニケーション力が重要
- 常に世の中に対してアンテナを張る