スタイリスト、ファッションスタイリスト

ファッションに関する仕事

こんな人に
オススメ!
  • ファッションに興味がある人
  • 人を演出するのが好きな人
  • 体力に自信のある人

1.スタイリストの仕事とは?

テレビ・雑誌・映画などで出演者が身につける衣装やアクセサリー・小道具などを演出の意図に沿うようにコーディネートする仕事です。

最近では、ファッション誌の人気スタイリストのコーディネート特集は人気コーナーとなり、ファッション全般のトレンドを生み出す存在として注目を集めています。また、タレントのイメージ戦略にスタイリストが関わることも増えています。

仕事は撮影前の打ち合わせ段階から始まります。テーマに沿って出演者のファッションを提案し、衣装などを準備します。スタイリストは複数の仕事を掛け持ちすることが多く、準備が重なると多忙を極めます。

現場でのコーディネート業務では、ただ衣装を用意するだけでなく、企画の予算内で依頼者が納得する衣装や小物を集めなくてはいけません。衣装などは、基本的にはメーカーやショップからレンタルすることが多く、業界内の人脈やショップ・ブランドの情報が必要になります。

現場ではカメラマン・演出家・モデル・ヘアメイクなど大勢のスタッフとの連携が求められます。現場での気配りやコミュニケーション能力が大切です。

2.スタイリストの役割・資質とは?

何よりもファッションが好きであることが資質に挙げられます。休日でも街を歩く人たちのファッションチェックやショップめぐりなどをして情報を収集し、スタイリストとしての表現の引き出しを多くすることが大切です。

華やかな現場を作る裏方として、スタイリストは大きなバッグに詰め込んだ大量の衣装・小物の移動や、朝早く夜遅い不規則な現場仕事など体力が必要な仕事でもあります。また、使用するものは基本的にメーカーやショップからのレンタル品です。管理リストづくりや返却作業、アイロンがけや靴みがきなど品物の取り扱いに神経を使う仕事でもあります。細やかな配慮ができることも大切な資質です。

最近では、スタイリストの活躍の場はファッション関係に限らず、食品・インテリア・雑貨などにも広がっているため、このような方面の知識もあるとよいでしょう。

3.スタイリストになるためには?

スタイリストになるために、特に必要な資格はありません。服飾系の大学・短大や専門学校に進学し、服の取り扱い方やコーディネートの基本を学ぶのが一般的です。

 

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POINT

  • 出演者の衣装やアクセサリーをコーディネートする
  • 華やかな世界を支える裏方として、体力と精神力が必要
  • コンセプトを把握する力も大事

関連情報

文化服装学院 HP

国内外で活躍するスタイリストを輩出する服飾の専門学校。実際のスタイリスト事務所で仕事が経験できる実習もある

オススメの1冊

『スタイリストの鉄則』

(梅原ひさ江著/講談社)

スタイリストになるために必要なこと、プロとして大切なことを伝授

キャリアによって収入は大きく異なる。雑誌はページ単位、ショーやテレビは仕事単位での収入が多い

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