映像(字幕)翻訳家

グローバルな仕事

海外で制作された映画やドラマに日本語訳の字幕を入れる仕事です。字幕には、約1秒につき4文字という文字制限があります。書籍などの紙媒体とは違い、刻々と流れる動画を見ながら文字を目で追うのには限度があるからです。字幕制作では、本来の映画の内容を損なわず、短文の日本語に翻訳する技術が必要です。

映像(字幕)翻訳の職に就くためには、何よりも語学力が必要不可欠です。また、映画の内容を外国語で理解する能力と共に、時事テーマや最近の流行を知っておくことも質の高い字幕制作には必要です。

映像(字幕)翻訳の基礎技術は、映像関係の専門学校で学ぶことができます。その後、海外映像作品を扱う制作会社に入社して字幕制作部門で働くか、映画翻訳家のアシスタントとして経験を積むのが一般的です。

最近では英語だけに限らず、インドや中東、南米の映像作品も多く扱われています。多数の言語が扱え、映像作品の翻訳ができる人材が求められています。

POINT

  • 外国語の映像へ日本語訳の字幕を入れる
  • 短文で映画の内容を伝える翻訳力が必要
  • 多様な言語が扱える人材が求められている
この職業に近づく大学は?
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日本大学 芸術学部 映画学科

映画業界や放送業界など、映像に携わる人材を育成する。映像表現・理論、監督、撮影・録音、演技の4つのコースのいずれかに所属し、1年次から専門的な実習に取り組む。年次が上がるにつれ、各分野で高度な専門知識と技術を養う。

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東京藝術大学 芸術学部 先端芸術表現科

制作者だけでなく芸術支援の専門家を育成。幅広い表現メディアの基礎を修得し「これからの芸術とはなにか」を実践的に学ぶ。地域や社会に深く根ざした各種プロジェクトに国内外を問わず積極的に参加している。3年次より研究室に所属し創作研究に取り組む。

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