カラーコーディネーター

ファッションに関する仕事

カラーコーディネーターになるためには?

カラーコーディネーターになるために、特に必要な資格はありませんが、色彩関連の資格を取得しておいた方がよいでしょう。文部科学省後援の公的資格である「色彩検定」をはじめとして、東京商工会議所が設けている「カラーコーディネーター検定」、全国美術デザイン専門学校教育振興会が設けている文部科学省後援の「色彩士検定」などが技能を保証する資格です。色彩の物理学・測色学・生理学・心理学・色彩計画などの知識が必要になります。

高校生の今からでも、日常生活の中で接する様々な色に対して敏感になり、その色が持つ意味や人に与える影響について考えてみるのもよいでしょう。

カラーコーディネーターになるためには、ファッション関係の商品企画部門や製品メーカーのデザイン部門の社員として働く方法が一般的です。ほとんどの場合、商品を企画した人もしくは商品のデザイナーがカラーコーディネーターを兼任することが多いようです。

近年は色彩が人に及ぼす生理的・心理的作用を使った医療系や美容系サービスを行う業種も増えており、カラーコーディネーターの技能を持つ人材が求められています。介護系や理・美容師などの資格も一緒に取得しておくと、仕事の選択の幅も広がるでしょう。特に色を使った医療面での技術は海外で発達しているので、外国で技能を磨くために留学をする人も多くいます。日本では発展途上にある分野なので、様々な方向に道が開けるかもしれません。

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