国家公務員

社会のあらゆる側面に関わり、国を運営していく仕事

政治・行政に関する仕事

国家公務員になるためには?

国家公務員になるためには、人事院が実施する国家公務員採用試験を受験し、合格しなければなりません。

国家公務員採用試験は、2012年度から新しい制度に移行しています。旧来から最も大きく変わった点は、Ⅰ種・Ⅱ種・Ⅲ種の分類がなくなり、総合職試験と一般職試験に再編成されたことと、新たに法務や財務、食品衛生などの専門職試験が設けられたことです。

一般職は、高校卒業と大学卒業者以上が対象で、的確な事務処理に関わる能力が問われます。総合職は大学卒業者及び大学院修了者が対象で、政策の企画立案に関する能力が問われます。専門職は特定の行政分野に関する専門知識が必要で、官職ごとに受験資格が変わってきます。

試験は一次試験の合格者が二次試験に進み、二次試験の合格者が希望する省庁を訪問(官庁訪問と呼ばれる)して面接などに臨みます。一般職試験受験者の場合は、二次試験と前後して官庁訪問が許可され、面接などの試験に合格することで国家公務員の職に就くことができます。各職種の詳細な採用要件については事前に確認しておきましょう。

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