螟ァ蟄ヲ蜈・隧ヲ繧サ繝ウ繧ソ繝シ隧ヲ鬨楢ァ」遲秘溷ア2014
《日本史A》 新高2生へのアドバイス



◆センター試験・日本史Aのもつ「近現代重視」といった特徴を把握した上で、学習を進めていこう!

(1)歴史に関係の深いニュースにアンテナをはるなど、日本史に興味をもとう!
「近現代重視のセンター試験・日本史Aで高得点がとれること」=「社会人としての素養が身についていること」です。日本史学習は受験のための一過性のものではないことを認識し、まずは「覚えることばかりで嫌い」というイメージを払拭してみましょう。

(2)「教科書が最良の教材である」ことを認識しよう!
センター試験・日本史Aだけでなく、受験日本史全般にいえることですが、「教科書が最良の教材である」ことを忘れないでください。とはいえ、集中して教科書を精読することが困難な作業に感じられるのであれば、教科書に掲載されている写真や興味のある時代など、とりくみやすい作業から始めてみてください。また、それぞれの時代の特徴など、大まかに理解しようとする意識を強くもちつつ精読(もしくは通読)していきましょう。

(3)学習計画をたてよう!
「本番まではまだ時間がある」とはいえ、すぐに受験学年はやってきます。目標を定めておかなければ、何もしないままで受験学年を迎えてしまうことになります。そこで、「○月までに○○時代まで大まかに理解する」という目標をたてて、理解度がたとえ低かったとしても次のステップに進んでいくようにしましょう。日本史の学習はペンキ塗りのような作業です。2度塗り・3度塗りするイメージで、本番までに何度も繰り返し学習するつもりでいてください。いうまでもなく、繰り返すたびに理解は深まっていきます。

(4)問題にとりくもう!
センター試験・日本史Bに比してセンター試験・日本史Aは前近代からの出題頻度が低いため、対策がたてやすいのですが、それでも全ての問題を解くためには既習部分を増やしておかねばなりません。また、「教科書を精読する」といった作業は具体性に欠ける印象をもつかもしれません。そこで、「大問6題で構成される日本史Aの問題のうち大問1題にとりくむ→その問題を解くために必要な知識などを教科書で確認する」といった作業を、通史の学習と並行して行っていくことを勧めます。日本史Aのもつ出題パターン(正誤選択・組み合わせ・年代整序など)が把握できれば、教科書をどのように読んでいけばよいのかが見えてくることでしょう。

(5)タテとヨコの軸を意識しよう!
たとえば、政治史の学習にとりくんでいるとします。「○○内閣の政策にはAやBがあった」と理解しました。その時、「当時の対外関係は? 社会経済は? 文化は?」などと意識してみてください。これがヨコの軸です。タテの軸とはテーマ史のことです。たとえば敗戦後の占領期における教育について学習を終えたとしましょう。その時、「明治時代や大正時代の教育は?」などと意識してみてください。タテとヨコの軸を意識した学習を繰り返すことによって知識の網の目は細かいものとなり、取りこぼし(未習部分や忘れてしまった時代・分野)を撲滅することができます。
大学入試センター試験解答速報2014
表示:スマートフォン版│PC版