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《日本史B》 新高2生へのアドバイス



時代区分を明確にし、歴史の大枠をとらえておこう!
高2生のはじめの一歩として大事なことは、「時代の変わり目」、つまり時代区分を明確にすることです。たとえば、旧石器時代・縄文時代・弥生時代までを「原始時代」といいます。そして、旧石器時代と縄文時代は「先史時代」つまり、文献的史料により歴史を解明できる時代以前をさします。それでは、旧石器時代と縄文時代は何によって区分されるのでしょうか? そこを明確にすることはまさに、時代と時代の「相違性」を理解すると同時に、それぞれの時代の「共通性」を見出すことに他なりません。その時代の「根や幹」ともいうべき共通性を見出した上で、時代と時代をつなぐ「筋道」(ストーリー)をつかんでいくことが肝要です。個々の史実を構成する背景や因果関係、関わった人物、おこった場所、そのもたらした結果など「枝葉」の部分を「筋道」に吸引させていくイメージをもって学習にあたってみて下さい

教科書を音読する習慣をつけよう!
センター試験・日本史Bでは、教科書の内容を逸脱した問題は皆無だと考えて下さい。つまり、教科書の内容をどれだけしっかり理解しているかどうかが、高得点確保の大きなカギとなるのです。教科書の目次をみて歴史の流れをつかんだ上で、ひとつの時代を毎日一気に音読する習慣をつけましょう。ただし、たとえば江戸時代は多くのページ数がさかれていますので、その場合は江戸時代のなかでも「筋道」の変わり目の箇所まででかまいません。もちろん部活などで時間的制約はあると思いますが、ストーリーを構築しながら毎日コツコツ実行することで、自然と日本人が歩んできた歴史がくっきりと浮かびあがってくるはずです。2016年度のセンター試験では相当有利な状況で「戦い」を挑むことができるでしょう。

歴史を学ぶことで「考える力」を身につけていこう!
暗記に頼りきった学習では真の実力は身につきません。歴史用語の暗記は、その史実を理解するための前提である最低条件ととらえてほしいのです。個々の史実は時代背景、人物、内容、そのもたらした結果など、実にさまざまな要素がからみ合って成り立っているのです。たとえば、古代の壬申の乱、中世の承久の乱、近世における異国船打払令の発令、近代における治安維持法の発令……こうした事件や政策の背景や結果などを「考える」ことこそが歴史学習であるということを自覚して机に向かって下さい。歴史を学ぶ「面白さ」を実感できることでしょう。

大学入試センター試験解答速報2014
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