大学入試センター試験解答速報2013
《地学I》 全体概観


出題分野、大問数、設問数、マーク数に変化なく、計算問題はアイソスタシーと恒星の等級と光度の関係の2問で、どれも基本的問題。選択肢の多い設問が従来になく増加した。

大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

出題分野、大問数、設問数に変化はなかった。選択肢が多い設問、正誤の組合せを問う設問が多くなった。第1問〜第5問すべてA、Bの2題で構成されている。実習、探究活動を含めて教科書を丹念に学習し、過去問をよく見ておけば高得点が期待できる出題である。第1問のAは地球の構成に関する総合的知識が求められ、正確な知識がないと混乱する可能性がある。Bのアイソスタシーは基本問題。第2問はすべて基本問題であるが、問4の造山帯の名称は初出であり、混乱してしまうかもしれない。第3問の地質図は基本的で容易。問3は断層がC層で切られていることに気付くかどうか。第4問も基本的問題である。第5問AはHR図と恒星の進化に関する基本問題で容易。基本的事項の知識問題が大半であるが、単なる暗記でなく、総合的理解が必要である。問6は難問。全体として昨年並みと考えられる。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2013

第1問

地球

6

6

20

第2問

造山帯・火山・岩石

6

6

20

第3問

地質

6

6

20

第4問

大気と海洋

6

6

20

第5問

宇宙

6

6

20

2012

第1問

地球

6

6

20

第2問

岩石・鉱物

6

6

20

第3問

地質

6

6

20

第4問

大気と海洋

6

6

20

第5問

宇宙

6

6

20

2011

第1問

地球の活動

6

6

20

第2問

岩石・鉱物・火山

6

6

20

第3問

地質

6

7

20

第4問

大気と海洋

6

6

20

第5問

地球と天体

6

6

20

2010

第1問

地球と地球型惑星

6

6

20

第2問

岩石と鉱物

6

6

20

第3問

地質と化石

6

6

20

第4問

大気と海洋

6

6

20

第5問

天体

6

6

20


過去の平均点の推移

2012 2011 2010 2009 2008
69.48点 64.30点 66.76点 51.85点 59.68点
大学入試センター試験解答速報2013
表示:スマートフォン版│PC版