《英語》 新高2生へのアドバイス
今年2年生になる皆さんにとって、2年後の本番はまだ先のこととしてイメージが湧きにくいかもしれません。高校の学習範囲全体が問われるセンター試験は、未習の事柄も多い皆さんには難しく感じられるかもしれませんが、早い時期から正しい学習を積んでいけば、本番で高得点につなげることができます。1年生で学習した事柄をしっかりと復習し、センター試験レベルの語彙や基礎的な英文法の学習を早めに一通り終え、二巡三巡と繰り返し基礎知識を盤石なものにしていきましょう。語彙や文法を完全な知識として身につけ、読解力を鍛錬し、得点へつなげていきましょう。まだ時間があると思わず、今のうちはしっかりと基礎固めを行ってください。以下、分野ごとの対策を参考にしてください。
(1)発音・アクセント
発音・アクセントは、将来英語でコミュニケーションをする際に非常に重要になります。CDなど音声データを活用して,耳から覚えることを習慣化するようにしましょう。英単語を覚える際には、正しい発音やアクセントを声に出して覚えるなどして、1つずつ知識を増やしていきましょう。
(2)文法・語法・語彙
早いうちに一通りの文法事項に目を通し、二巡三巡と繰り返し文法の学習を行い、曖昧な点があればその都度、参考書や辞書で調べ知識を確実なものにしていきましょう。語彙・語法については、問題演習を行いながら一つずつ知識を増やしていきましょう。どんな英文でも読みこなすためには語彙力の強化が欠かせません。日頃から継続的に学習していきましょう。
(3)英作文
整序英作文では語法・文法の知識を正しく運用する力が試されます。日頃から,主語・述語・修飾関係などの英文の構造を意識して英文を読むことが大切です。標準レベルの英文を、語句の繋がりを意識しながら、音読練習を行いましょう。
(4)口語コミュニケーション
会話問題では、会話の場面・話題・発言の意図・会話全体の流れなどを的確につかむことが求められます。センター試験では口語表現でも基本的なものが出題されますが、日頃からその知識量を増やして表現力を身につけることが大切です。
(5)英文読解
センター試験で高得点がとれないことの大きな要因として、問題量が多いため時間切れになり、最後まで解答が続けられないことが挙げられます。標準レベルでも大量の英文を短時間で読むためには,語彙・語法・構文・文法といった基礎知識が必要不可欠です。基礎固めを行い、読解練習を重ねましょう。英語の語順で英文を理解できるよう、日頃から声に出す音読練習を行いましょう。初めは時間がかかっても構わないので,まずは正確に英文の内容を読めるようにし,徐々にスピードを挙げるようにしていきましょう。