大学入試センター試験解答速報2013
《英語》 全体概観


大問構成、設問数、大問配点とも昨年と同じ

大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問構成に変化なし。大問数、大問配点とも昨年と同じで、2010年から続いている大問構成は今年も踏襲された。全体の語数は約4200語で、全体の分量も昨年とほぼ同じである。大問は全部で6題あり、第1問、第2問は、語彙・文法・語法等の英語の基礎力を試す問題で、全体配点の 27.5% が与えられている。第3問〜第6問は、ディスカッション、広告文、説明文等のさまざまな文章を読んで解答する問題で、これらが全体配点の 72.5% を占め、実践的な読解力に比重が置かれている。マーク数の増加(+1)は、長文の段落内容を答える第6問Bで解答数が昨年の4つから5つに増えたことによるもの。その他に形式面で若干の変化が見られたのは、第1問で発音問題が4題から3題に、アクセント問題が3題から4題になった点、第3問Cで地図のイラストが用いられた点、第4問A・問3で「正しくないもの(Not true)」を選ぶ問題が出題された点、第5問・問5で4つのイラストを並べ替える問題が出題された点などがある。いずれにせよ、2010年から続いている出題傾向に大きな変化はなく、過去問をしっかり学習してきた受験生にとっては取り組みやすい問題であったといえる。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2013

第1問

A

単語の発音

3

3

14

B

単語のアクセント

4

4

第2問

A

文法・語法・語彙

10

10

41

B

対話文

3

3

C

整序英作文

3

6

第3問

A

文脈による語句の意味推測

2

2

46

B

意見内容の要約

1

3

C

英文空所補充(文または文の一部を補充)

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

3

3

33

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

状況説明文に合うイラスト・英文選択

5

5

30

第6問

A

説明的文章の読解

5

5

36

B

1

5

2012

第1問

A

単語の発音

4

4

14

B

単語のアクセント

3

3

第2問

A

文法・語法・語彙

10

10

41

B

対話文

3

3

C

整序英作文

3

6

第3問

A

文脈による語句の意味推測

2

2

46

B

意見内容の要約

1

3

C

英文空所補充(文または文の一部を補充)

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

3

3

33

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

状況説明文に合うイラスト・英文選択

5

5

30

第6問

A

説明的文章の読解

5

5

36

B

1

4

2011

第1問

A

単語の発音

4

4

14

B

単語のアクセント

3

3

第2問

A

文法・語法・語彙

10

10

41

B

対話文

3

3

C

整序英作文

3

6

第3問

A

文脈による語句の意味推測

2

2

46

B

意見内容の要約

1

3

C

英文空所補充(文または文の一部を補充)

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

3

3

33

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

状況説明文に合うイラスト・英文選択

5

5

30

第6問

説明的文章の読解

6

6

36

2010

第1問

A

単語の発音

4

4

14

B

単語のアクセント

3

3

第2問

A

文法・語法・語彙

10

10

41

B

対話文

3

3

C

整序英作文

3

6

第3問

A

文脈による語句の意味推測

2

2

46

B

意見内容の要約

1

3

C

英文空所補充(文または文の一部を補充)

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

3

3

33

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

状況説明文に合うイラスト・英文選択

5

5

30

第6問

説明的文章の読解

6

6

36


過去の平均点の推移

2012 2011 2010 2009 2008
124.15点 122.78点 118.14点 115.02点 125.26点
大学入試センター試験解答速報2013
表示:スマートフォン版│PC版