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大学入試センター試験
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世界史A: 新高2生へのアドバイス
《世界史A》
新高2生へのアドバイス
◆出題の中心は近現代史
2021年1月から,大学入学共通テストが始まります。世界史Aという科目の性格上,出題の中心は近現代史ということは変わらないと予想されます。これまでのセンター試験の「世界史A」では、大問ごとにまとまった
1つのテーマに沿ったリード文
から出題されてきました。世界史上の人物や出来事の内容について問うものが多い傾向となっています。各地域・時代ごとの基本事項について正確に理解していることが求められてきました。
◆世界・歴史について関心を持とう
世界史の学習を進めるにあたって、
歴史を好きになる・興味を持つ
ことが大切です。教科書や資料集に記載されている事項について、関連する書籍や映画などに触れて意識を膨らませましょう。「どんな人物なのか」「どんな出来事なのか」と興味・関心を持って接することで、世界史について知ることが面白くなるはずです。大学入学共通テストまで時間は十分にありますので、楽しみながら学習を進めましょう。その際、どこの場所で起こった出来事か、つまり地理的な理解をしながら進めると、後々役立ちます。
学習の中心は教科書になりますが、世界史Bの試行調査を鑑みるに図版・略年表・史料を用いた出題が考えられますので、資料集の地図や年表・グラフ・史料などにも目を通しておきましょう。また、政治史のほか、文化史や産業史など幅広く学習を進めましょう。
普段から新聞やテレビやインターネットなどのニュースを見て、世界の出来事について関心を持つようにしましょう。現代史の流れがつかめるようになり、社会・時事の勉強にもなります。
◆入学試験問題に触れよう
これまでのセンター試験では、
正誤判定問題
を中心に、2つの文の正誤組合せ問題、年代に関する問題、地図・資料問題などがありました。問題形式についてはこの形式も残るでしょう。年代問題については大まかな時代や歴史の流れが,地図についてはおおよその位置が把握できていれば正解できました。世界史Aという科目で求められる力は同じですので,この傾向は大きく変わらないと予想されます。ある程度学習が進んだら、実際に出題されたセンター試験型の過去問を解いてみましょう。自分の苦手な分野や問題形式が分かります。不正解の部分を中心に復習をして、苦手な分野や形式を解消していきましょう。
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