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政治・経済: 新高2生へのアドバイス
《政治・経済》
新高2生へのアドバイス
「共通テスト」の基本方針は「思考力」「判断力」を測る「考えさせる問題」が中心となっており、設問形式や構成、参考教材なども複雑に入り組み、設問の意図や全体構成を把握するのに手間取ることが多くなります。さらに文章量も多いため腰をすえて内容把握をしていかなければなりません。普段から長文を辛抱強く読みこなすことに慣れておきましょう。
社会科とくに公民科目は、現在の社会事象の理解・把握が求められており、それには現在に至る歴史(主に戦後史)的つながりと、グローバル化の結果としての地理的広がりとを理解する必要があります。つまり時間軸と空間軸の上に現在が存在するのであり、そこに人間社会の現象なので、文化的・宗教的あるいは倫理的な人間側面も加味して、総合的に理解しなければなりません。したがって、細部の断片的知識より全体像を把握することを心掛け、教科書のどの部分に関連する事項なのかも意識することが大切になります。つまり、社会事象に対する「問題意識を強く持つこと」これが公民科科目に求められています。
それには普段から、時事ニュースに関心を持ち、新聞などのメディアを通じて社会問題に関心を持つこと。特に新聞の記事を読みこなすことは「共通テスト」対策としては必須になります。また、用語集などをそばに置いて必要に応じて語句の理解をすれば、自然に全体像が見えてきます。文章量が多く変則的な問題構成に慣れるためには、模擬テストにトライしておきましょう。おのずと方策や必要事項が理解できるでしょう。早いうちにスタートすれば先が見えて心の安定にもなるでしょう。
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