共通テスト 1日目解答

地理歴史

9:30-11:40

公民

9:30-11:40

国語

13:00-14:20

英語

15:10-18:10

共通テスト 2日目解答

理科①

9:30-10:30

数学①

11:20-12:30

数学②

13:50-14:50

理科②

15:40-17:50

理科① 生物基礎

全体概観

「思考力」を問う出題が多い。大問ごとの配点が変化!

大問数
減少 | 変化なし | 増加
設問数
減少 -1 | 変化なし | 増加
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 +1
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化
 大問数は3問と昨年から変化はなかったが、設問数は15問と昨年より1個減少し、マーク数は18個と昨年より1個増加した。出題形式は空所補充、用語の組合せ、正誤判断が主体ではあるが、図や資料・実験結果を解析する力や仮説を検証する力、いわゆる「思考力」を問う問題が、昨年に引き続き多く出された。また、2年連続で会話文形式の問いが出題されたほか、計算問題も昨年に引き続き出題された。一方で、過去2回の共通テストでは第1問の配点が最も高かったが、今年度は第2問・第3問の配点が17点と高く、第1問の配点が16点と最も低かった。第2問Aでどれだけ得点できたかどうかが高得点へのカギとなる。なお、昨年度の特筆点として、「写真を用いた実験考察問題」が出題されたことがあげられるが、今年は出題されなかった。
 例年同様、特定の分野に偏ることなく、幅広い内容が出題されている。出題内容は、第1問が『生物と遺伝子』から生物の特徴・代謝・遺伝情報の複製・細胞周期、第2問が『生物の体内環境の維持』から胆汁に関する実験考察問題・免疫、第3問が『生物の多様性と生態系』から生態系の保全・生態系内の物質循環とエネルギーの流れ・バイオームである。今年度が3回目の共通テストであるが、昨年に引き続き思考力を問う問題が多く出題されており、出題形式がある程度固まってきたと言える。模試などを活用し、共通テスト型の出題形式・傾向に慣れていたかどうかで、得点に差がついたであろう。
 
年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2023 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 5 5 16
第2問 生物の体内環境の維持 5 7 17
第3問 生物の多様性と生態系 5 6 17
2022 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 6 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 6 16
第3問 生物の多様性と生態系 5 5 15
2021 第1日程 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 6 18
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 16
第3問 生物の多様性と生態系 5 5 16
2021 第2日程 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 6 18
第2問 生物の体内環境の維持 5 6 16
第3問 生物の多様性と生態系 5 6 16
2020年以前はセンター試験
年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2020 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 10 18
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 16
第3問 生物の多様性と生態系 5 8 16
2019 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 7 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 6 15
第3問 生物の多様性と生態系 5 5 16

【参考】過去の平均点の推移

2022 2021(第1日程) 2020 2019 2018 2017 2016 2015
23.90 29.17 32.10 31.0 35.6 39.5 27.6 26.7