共通テスト 1日目解答

地理歴史

9:30-11:40

公民

9:30-11:40

国語

13:00-14:20

英語

15:10-18:10

共通テスト 2日目解答

理科①

9:30-10:30

数学①

11:20-12:30

数学②

13:50-14:50

理科②

15:40-17:50

公民 政治・経済

新高3生
「大学入学共通テスト」は、「思考力」や「判断力」を測る「考えさせる問題」が中心です。

その特徴として、第一に、各設問中に長・短の文章を設け、文章内容の把握力・要約力を問う設問や、関連性・因果関係を判断させる設問が見られます。従って、文章を多く読み、その内容をどれだけ早く掴めるかが勝負となります。これは普段から文章を読みこなし、早く内容を理解する国語力を測定しているとも言えます。
第二に、空欄問題において、空欄に当てはめるものが、語句だけでなく文章の場合もあるなど多岐にわたっています。しかも複数の空欄すべてを適切に埋めることで正解になるので、断片的・部分的理解では得点できない仕組みになっています。

以上の特徴を持つ「共通テスト」の対策としては、教科書を読むことに加えて、現在に至る歴史(主に戦後史)的つながりと、グローバル化の結果としての地理的広がりとを理解する必要があります。さらに、それらに加えて人間社会の現象(文化的・宗教的あるいは倫理的な側面)の理解も欠かせません。つまり、現在の社会問題を広い視野で総合的に考える習慣を身につけることが必要です。また、文章を読んでその趣旨を把握する訓練をしなければなりません。難度は高いですが、今このような力が求められているため「共通テスト」が生まれたと言えます。
 そのような力を身につけるためには、まず、類題や演習問題を多数経験するとともに、模擬試験などを受けて、実践力を養うことです。また、新聞などを読むことで時事ニュースにも関心を持ち、そのニュースが教科書のどの分野に関連する事項かを意識をすることも大切です。さらに、多数の資料を駆使した設問が必ず出るので、資料集やネット検索などで資料の見方・利用の仕方に慣れておくとよいでしょう。
 「共通テスト」は、設問が複雑に構成されていて、文章量や資料がたいへん多く、相当に訓練していないと解答に時間がかかる内容になっています。このため、中途半端で断片的な知識では太刀打ちできない恐れがあります。早く準備をスタートし、まずはこの傾向の問題に早く慣れることが大切です。東進の「共通テスト本番レベル模試」は2か月に一度、共通テスト本番と同じ形式、レベルで実施されます。定期的に受験して、自分の学習進度を確認しましょう。
 
新高2生
この記事を見ている皆さんは、『公共、政治・経済』を受験することを考えているのでしょう。『公共、政治・経済』は、「公共」と「政治・経済」の内容を出題範囲とします。「公共」は、知識を身に付けるだけではなく身に付けた知識を様々に活用することや、必要な情報を集めて読み取り、まとめ上げる力の養成を目標の一つとしています。皆さんも「公共」の授業で、様々な課題について考えたり、情報を集めて分析したりしたことがあるのではないでしょうか。
2021年に発表された「公共」のサンプル問題を見ると、試作段階であることを強調してはいますが、知識を活用して空欄に当てはまる語句または文章を選択する問題や、グラフから解答に必要な情報を読み取る問題が多くあります。
「政治・経済」は、概念や理論などを理解する力や、適切・効果的に資料をまとめる技能を身に付けることを目標の一つとしています。この科目は「公共」で軽く触れるだけだった概念や理論などをさらに深く学習します。

実際に『公共、政治・経済』がどのような形になるのかは現時点では不明瞭ですが、この2つの科目の特性を考えると、思考力や判断力を測る、考えさせる問題が中心となると思われます。考えさせる問題は構成が複雑なため、設問の意図や全体構成を把握するのに手間取りやすいのです。さらに、文章量も多いため、腰をすえて内容把握をしていかなければなりません。普段から長文を辛抱強く読みこなすことに慣れておきましょう。
それに加えて、普段から、ニュースや新聞などのメディアを通じて社会問題に関心を持つことが重要です。とくに新聞の記事を読みこなすことは「共通テスト」対策としては必須になります。また、用語集などをそばに置いて必要に応じて語句の理解に努めれば、自然に全体像が見えてきます。文章量が多く、変則的な問題構成に慣れるためには、模擬試験にトライしておきましょう。おのずと方策や必要事項が理解できるでしょう。また、早いうちにスタートすれば先が見えて心の安定にもなるでしょう。東進の「共通テスト本番レベル模試」は2か月に一度、共通テスト本番と同じ形式、レベルで実施されます。定期的に受験して、自分の学習進度を確認しましょう。