共通テスト 1日目解答

地理歴史

9:30-11:40

公民

9:30-11:40

国語

13:00-14:20

英語

15:10-18:10

共通テスト 2日目解答

理科①

9:30-10:30

数学①

11:20-12:30

数学②

13:50-14:50

理科②

15:40-17:50

英語 リーディング

新高3生
 大学入学共通テスト(以下共通テスト)リーディングは、長文読解問題が中心となります。文法や語彙の知識を直接問う問題は出題されませんが、文法や語彙の知識の重要度が下がったわけではありません。それらの知識も前提としたうえで、英文・イラスト・図・グラフなどから必要な情報を読み取り、正しい選択肢を判断する力が必要になります。短時間で多くの情報を処理する情報処理能力も必要になります。さらに令和7年度から新課程共通テストがスタートします。大学入試センターが発表している「令和7年度大学入学共通テスト試作問題」では1つの議題に対して様々な観点の意見を読んだ上で特定の立場に立ち、その主張を補強するために複数の資料を活用する問題が出題されました。また自分が作成したエッセイに教師の指摘を反映させるという設定の問題も出題されました。このように問題解決に向けて周囲の意見を参考にしながら、様々な情報を収集・整理・分析するという「探究」力が求められることが予想されます。

【今後の学習方針】
 対策として必要なことは、まずは文法や語彙の知識を身につけ、盤石なものにすることです。次に四技能(聞く・読む・話す・書く)を意識しながらたくさん英文に触れ、その知識を「正しく」「迅速に」活用する練習を重ねましょう。これにより本質的な文法力・語彙力を自分のものにすることが可能になります。遅くとも高校3年生になるまでに英検2級レベルの語彙や文法のインプットを終了させ、その後は模試や過去問を利用して問題を解く経験を積んでいきましょう。

【学習アドバイス】
 文法や語彙を修得するためには、品詞や意味を暗記するだけではなく、正しい音を意識して音読を通して覚えることも有効です。正しい音を意識しながら学習することで、リスニング力の向上にも繋がります。また、単語のみを覚えるのではなく、例文も使用しながら覚えるようにしましょう。大切なのは毎日継続して学習を行うことです。一日のスケジュールのどの時間に「英語」の学習をするのかを決めることも有効です。隙間時間の活用なども受験成功の鍵を握ります。
 文法や語彙の知識が身についてきたら、長文読解の練習をする前に構文力を鍛えましょう。英文を読む際に主語・述語・修飾関係などに注意して読み進めることで構文力は身につきます。また構文の学習においても音読が非常に有効です。英文の構造や内容を把握しながら音読を重ねましょう。長文読解の速度を上げることにも音読学習は有効です。
 共通テストのリーディングで高得点を取るためには、共通テストのリーディングの問題を繰り返し解いて、分析することが大切です。まずは今回の共通テストの復習をしっかり行ったうえで、模試をできるだけ多く受験し、実践形式での練習を重ねていきましょう。
 
新高2生
 大学入学共通テスト(以下共通テスト)のリーディングは、長文読解が中心となります。文法・語彙などの知識を直接問う問題は出題されていませんが、だからといって文法や語彙の重要性が低くなったわけではありません。それらの知識を前提として、与えられた英文・イラスト・図・グラフなどから必要な情報を読み取って正しい選択肢を判断する能力が必要となります。また、短時間で多くの情報を処理する能力も必要になります。全文を精読するのではなく、必要な情報だけを拾いにいくスキャニングという読み方を習得しましょう。さらに、大学入試センターが発表した令和7年度大学入学共通テスト試作問題では、1つの議題に対して様々な観点の意見を読んだ上で特定の立場に立ち、その主張を補強するために複数の資料を活用する問題が出題されました。また、自分が作成したエッセイに教師の指摘を反映させるという設定の問題も出題されました。このように問題解決に向けて周囲の意見を参考にしながら、様々な情報を収集・整理・分析するという「探究」力が求められることが予想されます。

【今後の学習方針】
 対策として必要なことは、まず文法や語彙の知識を身につけ盤石なものにすること。次に、四技能を使いながらたくさんの英文に触れ、その知識を「正しく」「迅速に」活用する練習をすること。これにより、文法・語彙ともに本質的に理解できるようになっていきます。遅くとも高2の夏までに英検2級レベルの語彙や英文法のインプットを一通り終わらせ、高2の夏以降はより多くの英文に触れつつその内容を二巡三巡と繰り返し演習していきましょう。その後は模試や過去問を利用して、問題を解く経験を積んでいきましょう。

【学習法アドバイス】
 文法や語彙の学習の際には、その品詞や意味の理解だけでなく、正しい音を意識しながら声に出して覚えていくことが有効です。正しい音が定着することで、リスニング力向上にもつながります。また、単語だけを覚えるのではなく例文を使用しながら覚えていくようにしましょう。1日に学習する量の目安や「いつ」学習するのかを決め、それが習慣になるくらい、毎日学習を継続してください。この習慣が早いうちに身につくかどうかが、受験成功のカギを握っています。
 文法や語彙の知識が身についてきたら、長文読解において、まずは1文ずつ文構造を正しく捉える力を鍛えていきましょう。そのためには、英文を読む際に、主語・述語・修飾関係などに注意して読み解く訓練をすることが重要です。英文の構造や内容を把握した上で、音読練習をしていきましょう。何度も音読することで、構文の型が定着するだけでなく、英文理解のスピードを上げることにもつながります。次に、まとまりのある長めの文章の内容を正確に把握し、得た情報を整理するためには、誰が、どういった主旨の発言をしているのか、そのトピックに対して賛成なのか反対なのか、その内容は事実なのか意見なのか、などに着眼したり、要点を簡潔にまとめたりする練習が有効です。まずは今回の共通テストの復習をしっかり行った上で、模試をできるだけ多く受験し、実践形式での経験を重ねていきましょう。