共通テスト 1日目解答
地理歴史公民
9:30-11:40
国語
13:00-14:30
英語
15:20-18:20
共通テスト 2日目解答
理科
9:30~11:40
数学①
13:00-14:10
数学②
15:00-16:10
情報
17:00~18:00
地理歴史公民
9:30-11:40
国語
13:00-14:30
英語
15:20-18:20
理科
9:30~11:40
数学①
13:00-14:10
数学②
15:00-16:10
情報
17:00~18:00
設問別分析
【第1問】パンフレットの読み取り
アメリカのホストファミリーが小さな水槽を購入しようとしており、それに役立ちそうなパンフレットを読んでいるという状況設定。設問で与えられた条件をもとに必要な情報を探し出したり、パンフレットが最も役立ちそうな人はどのような人物であるかを推測したりする問題が出題された。英文の語数は160語程度だった。
【第2問】ブログ記事の読み取り
「最新の乗り物に関するフォーラム」に参加したイギリス人によって書かれたブログ記事を読み、3人のゲストスピーカー全員が一致して同意する内容、記事中で言及されている事実やゲストスピーカーの意見について正しい選択肢を選んだりする問題。250語程度のイギリス英語を用いた出題。英文中に記載された情報を客観的に判断し区別するなど、英文理解はもとより、英文を理解したうえでの思考力・判断力によって差がつく問題となっている。
【第3問】物語文の読み取り
あるバンドがコンテストに向けて準備をしている様子が描かれた物語文を読み、その物語文の書き手が誰であるかを判断したり、出来事を時系列に沿って並べ替えたりする問題。また、そのバンドがコンテスト終了後に抱いた感情を推測する問題も出題された。英文の語数は310語程度だった。
【第4問】エッセイとコメントの読み取り
「スローライフの実践」について、英語の授業で書いた文章を教師からのコメントに従って推敲するという問題。ディスコースマーカーの補充、段落のトピックセンテンスや全体の要約になる文、文脈上補う必要がある文を選択するといった「書くこと」を意識した問いが出題された。340語程度の英文。令和7年度大学入学共通テスト試作問題『英語(リーディング)』第B問として発表された「読むこと」「書くこと」の統合を意識した問題と同じ形式。
【第5問】Eメールのやり取り
会議の開催に向けたメールのやり取りを読み、その内容や受信者の対応を設問に合わせて整理する問題。問題文はメール2件とスケジュール表からなり、表に当てはまるフレーズや、本文の記述の図示として適切なイラストを答える設問があった。複数の部分を参照する必要がある設問もあるが、参照すべき箇所さえ見つかれば難しくはないため、効率的な情報収集が鍵になる。英文は530語程度。
【第6問】物語文の読み取り
スーパーヒーローに関する物語文を読んで作者にフィードバックをメールで送るという設定で、メールの本文中に物語の内容を整理する問題。昨年までの第5問と同様、出来事を時系列で並び替える問題が出題された。物語文は650語程度であり、記号で区切られた4つの部分の間で時系列が前後する。物語の突飛な設定や作者に送る文章という設問上の設定をよく理解し、必要な情報を必要な形で把握することが求められる。
【第7問】記事の読み取り
論理的な文章を読み、要点を把握・整理する問題。英文は動物のさまざまな睡眠パターンを紹介した670語程度の記事を読んで、概要をまとめたノートを完成させる。本文の記述の図示として適切なイラストを答える設問があった。設問は文章の展開と同じ順に並んでいるため、設問を念頭に必要な情報を拾い上げていく読み方が有効だろう。
【第8問】複数の意見と資料の読み取り
あるテーマに関する複数の意見を読み、自らの立場を決め、エッセイのアウトラインを作成するという新傾向の問題。テーマは「宇宙開発」であり、大学入試センターが公表した「試作問題第A問」とほぼ同形式であった。ただし語数は試作問題よりも少なく、本問題は450語程度であった。新傾向であるものの、本文の言い換えや意図を正確に推測する力が求められる点は他の大問と共通している。全体の語数は多めだが、各文章は短めであり、設問で求められる箇所を特定しやすい。基本設定を理解し、設問構成を把握した上で効率的に本文を読むことが重要である。