警察官

地域をパトロールして住民の安全を守り、維持する仕事

治安に関する仕事

こんな人に
オススメ!
  • 心身共にタフな人
  • 自己管理を徹底できる人
  • 住民を守る強い使命感のある人

1.警察官の仕事とは?

警察官とは、窃盗や殺人・詐欺・組織犯罪などから住民を守り、住民が安全な生活を送れるよう地域の保安に努める公務員です。

警察官は配属先によって役割分担がはっきりしています。私たちに最も身近な存在である交番や駐在所勤務の警察官は、地域課に所属しています。管内のパトロールの他、遺失・拾得届の受理、交通案内、各家庭や企業を訪問し防犯活動を行うなど、住民と接する仕事が中心です。また、事件や事故があった場合は、現場へ駆けつけ、救助活動や現場保存、犯人確保などの初動捜査に携わります。

様々な事件を捜査するのは刑事課の仕事です。殺人・詐欺・組織犯罪対策など、犯罪の種類別に専門部署が分かれています。また、最近では女性専門の窓口を設置してストーカー対策やDV(ドメスティックバイオレンス)対策、また急増しているインターネット犯罪の取り締まりにも乗り出しています。

犯罪の現場で指紋や遺留物などの証拠品を集め、分析を重ねながら犯人特定の手がかりを探るのは鑑識課の仕事です。また、鑑識作業の精度を高めるべく、日夜研究を続ける専門の職員もいます。

他にも、交通違反や交通犯罪を取り締まる警察官、イベントやデモ活動の際に活動する機動隊を含む警備警察など様々な専門部署や、人事管理や広報活動、資料管理を担う部署もあり、それらすべてが警察官としての活動領域となります。

2.警察官の役割・資質とは?

警察官の仕事には、立番やパトロール、被疑者(犯人)の追跡といった体力勝負の側面と、凄惨な事故や長期の捜査などにも向き合える心の強さが必要です。心身共にタフであること、環境にとらわれず自己管理を徹底できることが求められます。スポーツなどで厳しく鍛錬した経験を活かせる仕事といえるでしょう。

また、地域の住民と接する機会が非常に多いため、社交性やコミュニケーション力も求められます。

何より、周囲の人を守りたいという純粋な気持ちや強い使命感を持っていることが大切です。

3.警察官になるためには?

警察官になるためには、各都道府県の警察官採用試験を受け、合格する必要があります。

 

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POINT

  • 心身共にタフで、十分な自己 管理能力が必要
  • 配属部署によって、役割が大 きく異なる
  • 全寮制の警察学校で徹底的に 訓練を受けてから配属される

関連情報

●警察学校(警視庁)

警察学校の歴史や学校案内・年中行事・ 学校の1日など、様々な情報を掲載して いる

オススメの1冊

『なる本警察官』(公務員採用試験研究会 著/週刊住宅新聞社)

警察官採用試験の対策について紹介。警 察という独自の世界もわかりやすく解 説している

警視庁(東京都)の場合、初任給は およそ20万8千円~24万7千円 (採用種別によって異なる)である

INTERVIEW

現役の警察官に聞きました

警視庁 南大沢署 巡査長

岩永 哲征さん

PROFILE

いわなが てつゆき
駒澤大学仏教学部卒業

学生時代に近所で起きた事件。その際に目撃したのは、何人もの警察官による捜査風景。その頼もしさとカッコよさに魅せられて、警察官を目指した岩永さん。
広域な管内を日々パトロールする岩永さんに、警察官の仕事についてうかがいました。

1

お仕事の内容は?

2

このお仕事の醍醐味は?

3

警察官を目指す人にアドバイス

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この職業に近づく大学は?
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名城大学 法学部 法学科

3つのコースを設置。行政専門コースでは国家公務員一般職及び総合職、地方上級などの公務員を目指す。法専門コースでは司法書士や行政書士など専門職を目指す。法総合コースでは一般企業や警察官、消防士などを目指す。

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