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地学基礎: 新高2生へのアドバイス
《地学基礎》
新高2生へのアドバイス
大学入学共通テストとセンター試験地学基礎
皆さんが受験する2022年1月の共通テストは、2回目の共通テストとなります。これまでのセンター試験地学基礎では、地学基礎の教科書からまんべんなく出題されています。その点は第2回共通テストでも変わらないでしょう。マーク式の試験と言えば独特な解法を思い浮かべる人もいると思いますが、本文を読まずに選択肢だけから答えが出たり、きちんと計算をせずに計算問題が解けたりすることはありません。単純な知識問題は少なく、様々な分野の知識や考察力が必要な試験なのです。さらに、試験時間が30分という限られた時間で15問前後を解答するという時間的にも厳しい試験です。以上のような内容・形式は、今後も大きくは変わらないと思われます。
これからの学習について
地学基礎だけではなく理科の学習では、問題演習よりも重要なことがあります。それは自然現象を理解することです。まずは、興味をもった分野から教科書を読んでみましょう。教科書をくり返し読みながら、頭の中に自分なりの「モデル」をつくります。これを意識して、勉強を続けましょう。こういったことは、大学入学共通テストや国公立大学二次試験など、どのような試験であれ変わりません。もし、チャンスがあれば、実際に天文台や地層、火山の見学などにも行ってみましょう。
模試の活用
地学基礎のセンター試験の過去問は今年度を含めて6年分しかありません。全国統一高校生テストを含め、年間6回実施される東進の「共通テスト本番レベル模試」を積極的に受験しましょう。旧課程の過去問を解くときは、地学基礎に相当する問題を分野別に選び、解いてみましょう。
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