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大学入試センター試験
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生物基礎: 新高2生へのアドバイス
《生物基礎》
新高2生へのアドバイス
・大学入学共通テストについて
大学入学共通テストでは、
教科書内容の知識を活用しながら初見のグラフや表を解析する力
が問われており、センター試験と比べると
考察問題が増加します。
また、分量が多く、一部の問題が会話文形式になっているのが特徴です。
・問題構成
大問3題
で構成され、各大問はA・Bの2つに分かれています。
全問マーク式
で、
総マーク数は18〜19個
になると思われます。
・問題内容
「生物と遺伝子」・「生物の体内環境」・「生物の多様性と生態系」
の3分野で構成されており、それぞれの分野から各大問が出題されます。出題分野に偏りはないため、
全ての単元を満遍なく学習する必要があります。
・学習の指針
大学入学共通テストは
考察問題が中心
であるため、
「教科書の用語をただ暗記する」という学習方法では不十分
です。英語の長文をスラスラ読むためには、英単語や英文法などの土台が必要ですよね。同じように、考察問題をスラスラ解くためには、教科書に出てくる用語の土台が必要です。まずは教科書の用語をしっかりと暗記し、用語と用語に「つながり」を持たせてください。
学んだ内容が日常生活や実社会でどのような役割をし、どのような課題があるのかを日頃から考える
ことが、学習の手助けをしてくれるはずです。その上で、初見のグラフや表を解析する力を養いましょう。センター試験と比べると、対策には十分な時間が必要となります。したがって、
できる限り早い段階から学習を始めてください。
・高2の段階ですべきこと
まずは教科書の太字部分を正確に暗記しましょう。
その際、「用語を覚えているかどうか」ではなく、「用語を説明できるかどうか」を習熟度の指標としてください。また、大学入学共通テストでは、
「ある仮説に対して、何が検証されれば仮説が実証されるのか」
を問うような問題が出題されます。この問題を解答する能力は、一朝一夕で得られるものではなく、日々の地道な学習を積み重ねることで初めて得られます。高校2年生のうちから、教科書に記載されている実験を検証し、グラフや表を考察する力を養い、来たる受験学年へ向けて十分な準備をしましょう。
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