共通テスト 1日目解答

地理歴史公民

9:30-11:40

国語

13:00-14:30

英語

15:20-18:20

共通テスト 2日目解答

理科

9:30~11:40

数学①

13:00-14:10

数学②

15:00-16:10

情報

17:00~18:00

地学

全体概観

第1問は「地学現象の測定・観測とその機器」について出題された。
設問数は1問増加。大問数・マーク数に変更はなかった。

大問数
減少 | 変化なし | 増加
設問数
減少 | 変化なし | 増加 +1
マーク数
減少 | 変化なし | 増加
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化
全体的に大きな変更はないが、新課程で重視される図・グラフの分析というテーマがはっきりした出題であった。
一見知識を問うている問題に見えても、その背後の自然現象を理解することが要求される問題が目立った。

第1問
測定・観測機器に関する複合問題。分光器・磁石・クリノメーター・偏光顕微鏡・ラジオゾンデが問われた。
実際に機器に触れたことがなくても、そのつもりで思考実験をしておかないと難しく感じただろう。
知識を覚えるだけでなく、探究的な学びの姿勢が問われているといえる。

第2問
地球全体に関する問題で、地震だけではなく地磁気や自転の性質も問われた。

第3問
A 変成作用やマグマについて知識が問われた。
B 地質図の分析、放射性年代測定に関する問題。
C 地球の歴史についての問題。

第4問
旅行先の天気や、フェリー旅行の航路と海流を交えて出題。普段からの探究的な学びの姿勢が期待されている。
A 天気図の読み取り、大気の安定・不安定・飽和水蒸気量が問われた。
B 海流とそれにはたらく力が問われた。

第5問
A 星間雲の観測についての問題。
B 連星系とその運動について問われた。
年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2025 第1問 地学現象の測定・観測とその機器 5 5 20
第2問 固体地球 4 4 15
第3問 地球史 7 7 25
第4問 大気と海洋 6 6 21
第5問 宇宙 5 5 19
2024 第1問 観測や実験の結果のグラフや図を使った可視化(自然の特徴の抽出) 5 5 20
第2問 固体地球 4 4 15
第3問 地球史 6 7 25
第4問 大気と海洋 6 6 21
第5問 宇宙 5 5 19
2023 第1問 二次元と三次元の情報のやり取り(相互変換) 5 5 20
第2問 固体地球 5 5 18
第3問 地球史 6 6 22
第4問 大気と海洋 5 5 18
第5問 宇宙 6 6 22
2022 第1問 20世紀初頭における地学的発見 5 5 17
第2問 固体地球 6 6 20
第3問 岩石と地層 6 6 20
第4問 大気と海洋 6 6 20
第5問 宇宙 7 7 23
2021 第1日程 第1問 水と地球 5 5 18
第2問 固体地球 5 5 18
第3問 岩石と地層 6 6 21
第4問 大気と海洋 7 7 23
第5問 宇宙 6 6 20
2021 第2日程 第1問 時間・空間スケール 5 5 17
第2問 固体地球 5 5 17
第3問 岩石と地層 7 7 23
第4問 大気と海洋 6 6 20
第5問 宇宙 7 7 23

【参考】過去の平均点の推移

2024 2023 2022 2021(第1日程) 2020 2019 2018 2017 2016 2015
56.62 49.85 52.72 46.65 39.51 46.3 48.6 53.8 38.6 40.9