共通テスト 1日目解答

地理歴史公民

9:30-11:40

国語

13:00-14:30

英語

15:20-18:20

共通テスト 2日目解答

理科

9:30~11:40

数学①

13:00-14:10

数学②

15:00-16:10

情報

17:00~18:00

公共、政治・経済

設問別分析

【第1問】男女共同参画社会
問2以降は資料や文章を読み取って答える問題形式になっており、解答に時間がかかった受験生が多いと思われる。問4の実質的平等は「公共」の重要なテーマの一つであるから、様々な角度から問われても解答できる準備をしておきたい。

【第2問】公共空間の形成
第1問と同様に、問2以降は資料や文章を読み取って答える問題形式になっている。問3の帰納的な推論を答える問題は、一つ一つの選択肢文が長いうえに正文をしぼりこみにくく、苦労した受験生が多かったと思われる。この大問については、問1、2、4をできる限り早く解答し、問3にじっくりと取り組みたいところである。

【第3問】地域社会の課題
問1でアメリカの経済データが出題されており、面食らった受験生もいただろう。文章も、空欄アの前に「一定とはいえない」とあるのに、空欄アの後では「傾向がみられる」とあってさらに戸惑わせる。他の問題は資料の読み取りが主であるので、迅速に読み取り、的確に解答したい。問6の損失補償請求権は珍しい出題で、受験生にとっても答えにくかったであろう。

【第4問】国際社会
問1の空欄ウは、国債の市場評価額を問うもので、新課程の教科書で強調されている内容の一つである。授業で扱われた記憶のある受験生もいるだろう。問4は「推察」とあり、これは試作問題の第6問で出題されていたが、試作問題のものよりだいぶ簡易な形である。変わった形式に惑わされないことが重要である。

【第5問】労働問題
他の大問と比べて、知識を問う問題がやや多い。ただし、問4の選択肢文の文末がすべて「ため。」で終わる、理由を問う形式の問題はほぼ初めての出題で、思考力を求める出題者の姿勢が表れている。問5は空欄アが難しく、解答に時間がかかる。問6は年功序列型賃金がみられるようになった理由をどのように推察したかが問われており、単に日本の雇用慣行の用語を覚えているだけでは解答できない、共通テストらしい出題である。

【第6問】企業の新規参入
資料や文章を読み取って答える問題が多く、やはり解答に時間がかかりやすい。特に問2は垂直な供給曲線を見て困った受験生もいただろう。共通テストであるから、解答の手掛かりは必ずあるので、粘り強くそれを探して正答にたどり着きたい。

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