共通テスト 1日目解答
地理歴史
9:30-11:40
公民
9:30-11:40
国語
13:00-14:20
英語
15:10-18:10
共通テスト 2日目解答
理科①
9:30-10:30
数学①
11:20-12:30
数学②
13:50-14:50
理科②
15:40-17:50
地理歴史
9:30-11:40
公民
9:30-11:40
国語
13:00-14:20
英語
15:10-18:10
理科①
9:30-10:30
数学①
11:20-12:30
数学②
13:50-14:50
理科②
15:40-17:50
設問別分析
【第1問】18歳成人
成人年齢に関する出題や直接請求、裁判員制度など、全体的に平易な問題が多い。ただし、問6の平均消費性向という用語やエンゲル係数の値を求めさせることに戸惑った受験生は少なくなかっただろう。また、問8のこども家庭庁がどの省庁におかれているかという出題は細かいといえる。
【第2問】統治と市民社会
全体的に問題の文章が長く、解答に時間がかかる問題が多い。問2は選択肢の文章は長いが、判断ポイントはすべて後半にある。問3は全農林警職法事件という見慣れない事件が出てくるが、選択肢の趣旨はそれとは直接には関係のない知識問題である。また、読み取り問題が3問あり、受験生の情報処理能力を問う姿勢が明確である。
【第3問】経済成長とグローバル化
すべての問題が知識と思考力の両方を問うものであり、多くの受験生にとって最大の難関であっただろう。問1は空欄が5つあるのに答えるのは最後の2つという変則的なものになっている。問4は実質経済成長率ではなくGDPデフレーターの数値を求める、応用的な問題であった。問7も単純な比較生産費説の問題というよりも機会費用の問題であり、容易ではない。問8は需要曲線の傾きの意味を深く問う問題であった。
【第4問】国際社会における日本
インドが中国を抜いて人口の多さで世界一になった(とされる)ことや、一帯一路構想、経済安全保障など2023年の新聞に登場した話題が多く見られる大問である。問2は人口ピラミッドの形態からの将来の人口予測や「人口オーナス」という用語について問われており、難しい。問6は共通テスト「政治・経済」本試験の最終問題における、例年と同様の形式である。