ブログ
2026年 5月 11日 大学学部紹介③ 情報理工学研究科
GWが終わり、通常の月曜日が始まりました。
まずは今週1週間、がんばっていきましょう。
1学期の中間テストが始まった人も少なくないと思います。
最初のテストで良いスタートを切れるよう、
復習と問題演習をしっかり行いたいですね。
さて、今回も担任助手の学部・学科紹介をお届けしていきます!
学部紹介のほか、なぜその進路を選んだのか、決め手なども
参考にしてみてください。

私は電気通信大学大学院情報理工学研究科情報・ネットワーク工学専攻に所属しています。
⭐情報・ネットワーク工学専攻とは?
この専攻では、情報・通信・ネットワーク・メディア処理・マンマシンインタフェースやそれを支える数理情報解析技術・コンピュータ・電気電子システム技術など、高度コミュニケーション社会の基盤となる情報・通信・ネットワーク技術の分野に関する教育研究を行っています(https://www.uec.ac.jp/education/graduate/i/から抜粋)。
いわゆる「情報系」と呼ばれる分野の研究を行っていますが、皆さんは情報系と聞いてどのようなことを思い浮かべるでしょうか。
情報系と聞くと、人工知能, VR/AR, CG技術などを使って新たな価値を創造する、いわゆる“今を時めく情報系”をイメージする人が多いと思います。
しかしこの専攻では、どちらかというとそれらの最新技術の基盤となる情報・通信・ネットワーク技術に関する研究を行っています。
人工知能などが”今を時めく情報系”ならば、この専攻の研究分野は
”縁の下の力持ち”, “古き良き情報系”と言えるかもしれません(言えないかもしれません)。
⭐なぜこの専攻を選んだのか
そもそも情報系の大学に進んだ理由は、情報系の技術を身に着けておけば
これからの時代社会に出てから有利になるだろう、という安直なものです。
情報理工学研究科には、「情報学専攻(J専攻)」、「情報・ネットワーク工学専攻(I専攻)」、「機械知能システム学専攻(M専攻)」、「基盤理工学専攻(S専攻)」の4つの専攻が存在します。
基本的には学部時代の研究室が所属している専攻へ進学することになります。
なぜI専攻に進んだのかというと、オペレーションズ・リサーチという分野の研究をしたかったからです。オペレーションズ・リサーチとは、現実で生じる問題を数学的モデルに変換し、そのモデルを解析することで最適な解を導き出す学問です。研究をするなら何か社会に役に立つような研究をしたいと思っており、この学問の研究を行っている研究室がI専攻にあったため、この専攻に進学しました。
⭐卒業研究を通して学んだこと
研究というのは、どのような結果になるのか分からない(答えがあるのか分からない)、というところにおもしろさと大変さが詰まっています。そのうえで一番大切なことは、忍耐力だと思っています。
私の研究では、数理モデルを構築する場面があります。とても大雑把に言えば、プログラミングをするということです。PCというのは人間とは違いとても素直なので、コードがほんの一部でも間違っていればすぐにエラーを吐き出しますし、上手く変数などを設定できないととんでもない結果を出力したりします。このエラーを取り除く作業がとても大変なのですが、その分正しく動いた時の達成感はとてつもなく大きいです。日本人は美味しいものを食べたときに最も幸福を感じるそうですが、私は自分が構築した数理モデルが正しく動いた時に最も幸福を感じます。
私が通っていた高校の生徒指導の先生が、「勉強は忍耐力を付けるための訓練なんだよぉ~」とよく言っていました。当時は何を言っているのだろうと思っていましたが、研究を進めてみてその意味が何となく理解できた気がします。
多くの研究では結果が得られるまで時間がかかります。それに耐えられるだけの忍耐力を受験勉強を通して身に着けておくと良いと思います。










