ページを更新する ページを更新する
国公立二次・私大解答速報
国公立二次・私大解答速報 > 2024年度入試 出題速報(青山学院大学社会情報学部)
注目!
2024年度入試 出題速報
青山学院大学社会情報学部
総合問題 「教育の経済効果」をテーマにして、主張の理解・数式モデル化・統計表読解など多岐にわたるスキルが問われた!
2月9日
青山学院大学社会情報学部D方式では、「教育と経済」をテーマとした文章の読解問題、英語のデータ読み取り問題が出題された。
 青山学院大学社会情報学部(個別学部日程D方式)は、独自問題として外国語ならびに総合問題教科の試験が実施される。総合問題では、「文章やデータを読み解き、物事を論理的に考察し、的確に表現する力を問う論述等を課す。」とされている。
 今年度は「教育と経済」をテーマとする文章から出題された。2023年度は資料と課題文合わせて3つの文章からの出題であったが、今年度は1つの文章のみであり、2年前と同じ出題形式に戻ったと言える。昨年度と比較すると文章量は減少したものの、英語の表も使われ、昨年同様にスピーディーな情報処理能力が求められた。
 今年度のテーマ「教育がもたらす経済効果」は昔から世界的に議論されている課題である。2023年に日本の「第4期教育振興基本計画」が新しく閣議決定された事もあり、時事的なテーマと言える。また、問題文内で提示される論点や理論を踏まえた考察が求められることから、日頃からこのような社会に関する話題に広くアンテナを張りて知識を得たり、興味関心のある分野の新書や新聞を読みこなす経験を積んだりすることが望ましい。
 出題形式別にみると、選択問題と抜き出し問題の設問自体には難解なものはなく、集中して最後まで精読し、英語の資料も正確に読み解けるかどうかが重要である事に変わりはない。設問の最後に「筆者の意見を論理的に肯定せよ」という論述問題があり、多くの情報から250文字という限られた字数で自分の意見をまとめ上げる論理的な思考力も問われている。
 全体を通して数学的な発想力、基礎知識、読解力、論理的思考力、データの分析力等が同時に問われた、「総合問題」として典型的な問題セットであった。本学部の人材育成目的は、「人間の行動、経済活動を理解し、それらの疑問に解答できる人材、多様なデータを論理的に分析し、社会の疑問に解答できる人材を育成すること」とされている。総合問題や小論文の入試問題は、5教科の枠組み内で出題される問題よりも、より直接的に大学学部の理念を体現した出題がされると考えられる。どの方式で受験するかを問わず、志望大学学部の総合問題や小論文を通じてどういった学び・スキルが志望先で求められるかを把握する一助として欲しい。
この問題を攻略するには?
 総合問題を攻略するには同時に様々な考えを巡らせられるような思考力を鍛えることが重要です。その中でも特に青山学院大学社会情報学部の総合問題では、現代的な問題に関する多様な文章・データを読み取る力を求められます。この力は大学での学びに大いに生かされます。大学が求めている力を理解し、それに合わせた対策をしていくことが合否を分けると言えるでしょう。
 東進では、青山学院大学の一般選抜(個別学部日程)をめざす受験生に向けて、共通テスト対策、総合問題・小論文対策、学部学科別のAI演習講座など、徹底した個別対策で合格までの最短経路の方法論を示します。社会情報学部の入試問題の特徴や、出題意図も踏まえた学習で、体系的に問題へのアプローチ方法を身に付けることが可能です。
 入試までの残り期間でどんな学習をするかで結果は大きく変わります。早期スタートダッシュで、志望校合格のチャンスを広げよう!
共通テスト合否判定システム
共通テスト合否判定システム
受験生の1.6人に1人が利用!
たった1分で登録 何校でも判定できる。
判定結果公開中!
新年度特別招待講習
新年度特別招待講習
日本一の合格実績には理由(ワケ)がある。
お申し込み受付中!