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国公立二次・私大解答速報
国公立二次・私大解答速報 > 2024年度入試 出題速報(慶應義塾大学文学部)
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2024年度入試 出題速報
慶應義塾大学文学部
小論文 「競争」をテーマとした意見論述問題が出題!
2月15日
2月15日に行われた文学部の小論文試験では、競争と人間社会をめぐる文章を題材に、要約・意見論述問題が出題された。
 慶應義塾大学文学部の入試試験では、資料を与えて、理解と表現の能力を総合的に問う形式の小論文が出題される。今年度は「競争」をテーマにした文章が出題された。
 課題文は、佐藤仁著『争わない社会「開かれた依存関係」をつくる」』より出題された。近年加速化する超競争社会や、反対に順位をつけない徒競走などの無競争の問題を通じて、「競争」が社会にもたらすものへの考察や、あえて勝ち負けを曖昧にする争わない社会という工夫について提起する文章であった。大学受験も一種の「競争」であり、受験者にとっては身近なテーマに感じられたのではないだろうか。また、こうした社会的な問題に対して自分の考えを述べさせる傾向は、『「文(ことば)」にかかわる広大な領域を対象として、創立者福澤諭吉の「実学の精神」に基づき、実証的に真理を解明し問題を解決してゆく科学的な姿勢と知識および能力を培うことをめざす』といったアドミッションポリシーとも重なる。
 設問は2大問構成だった。第1問は要約問題。文章の正確な理解と、制限字数内にまとめる表現力が求められる。普段から文章を要約する訓練を積んでおく必要があるだろう。第2問は課題文を踏まえて「競争」について自分の考えを述べさせる問題。正鵠を射た内容・構成の意見を論述するために、課題文の正確な理解を前提としたうえで、過去の出題や大学学部理念をふまえ、自らの総合的な知識と思考を適切な文脈に落とし込むk表現力が問われる。抽象的なテーマも含め、日頃から様々な物事に探究心を持って学習しているか小論文の答案に如実に現れてくるだろう。
この問題を攻略するには?
 慶應義塾大学の一般選抜では、何よりも小論文が出題されることが大きな特徴です。慶應義塾大学文学部の小論文試験には課題文への正確な読解力、課題文の内容を踏まえて自分の考えを述べる表現力が求められます。現代文の読解問題や過去問、類似の小論文問題で演習を積むことが効果的でしょう。また、課題文のテーマは多岐にわたっているので、普段から文学や哲学などの書籍に親しむこと、さらに社会的なニュースにおけることばや他者関係に関心を持ち自分で考えることが合格への近道となるでしょう。
 東進では、慶應義塾大学の合格をめざす受験生に向けて、小論文対策、学部学科別のAI演習講座など、徹底した個別対策で合格までの最短経路の方法論を示します。文学部の入試問題の特徴や、出題意図も踏まえた学習で、体系的に問題へのアプローチ方法を身に付けることが可能です。
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