13世紀起源のケンブリッジ大学と並ぶイギリス最古の大学
世界有数の名門大学の代名詞ともいえる大学。その起源は、1249年創設のカレッジ(学寮)からとされ、今も昔もあらゆる「知」の集まる場所として君臨する。卒業生である『不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロルは、絶滅して人々の記憶から忘れ去られていた幻の動物「ドードー」を作中に登場させたが、これは大学内の博物館でその絵画や骨格を目にしたことに由来するといわれている。「知」に囲まれた環境が、研究から創作に至るまで、人間の想像力と創造力を引き出すのである。