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英語塾オーナー 編
1969年のスタート以来、155以上の国や地域で愛されている「セサミストリート」。そのキャラクターたちと一緒に、楽しく英語を学ぶことのできる教室が「東進こども英語塾」だ。世界で最も有名な教育プログラムとされるセサミストリートを元に開発されたオリジナルカリキュラムは、子どもが英語で話す力、そして考える力を身につけるための実践的なものとなっている。そこで今回は「東進こども英語塾」十条教室でオーナー先生を務める児玉亜沙美氏にご登場いただき、英語教育の魅力や教室運営にかけるまっすぐな想いをお伺いした。
子どもたちに英語の楽しさと素晴らしさを伝えたい!

東進こども英語塾 十条教室 オーナー先生
児玉 亜沙美 (こだま あさみ)
セサミストリートの仲間たちが強い味方!身につく英語を学べる「東進こども英語塾」の魅力とは?

「対象は3歳から12歳までの子どもたちです。各年齢の能力に合わせたカリキュラムが組まれていますので、それを踏まえたうえでレッスンを行っています。基本は楽しく。それから、英語に対するやる気をずっと持ってもらえるように指導することが、私の現在の役割です」。そう語るのは「東進こども英語塾」十条教室でオーナー先生を務める児玉亜沙美だ。
「東進こども英語塾」では、「セサミストリート」と共同開発した映像教材を使用して、英語への多彩で楽しいアプローチを何度も体験することができる。子どもたちは、キャラクターを通じて良質な英語を耳で聞き、使用されるシーンを見ながら、生きた英語を吸収できる仕組みだ。学習ステップは大きく3つの段階で構成されており、幼児コースでは英語の音に触れながら楽しく、また小学生コースではアルファベットからスタートし、英語で自分の意見を言えるようになることを目指す。最大9年半もの間、一貫して生きた英語を学ぶことができるのである。
「さらに大きな特長として、〝ホームレビュー?があります。これは教室でのレッスン内容はもちろん、アメリカで人気の子ども向け番組を自宅で楽しめるシステムです。繰り返し何度も視聴できますから、例えば、幼児コースの子が自宅で新しいフレーズを覚えてきては、教室に来るたびに英語で話しかけてきてくれたりするんです。ホームレビューを毎日観てくれているんですね」
英語を身につけるには、より多くの英語に触れるインプットが不可欠だ。一般に、インプットに必要な時間数は、1,000時間または2,000時間とされる。「東進こども英語塾」の場合、教室でのレッスンとホームレビューとの組み合わせにより、わずか2年半で1,000時間の英語に触れることが可能なのである。
日本文化を自分の言葉で伝えたい! コミュニケーション力の原点は 異文化交流にあり!
「当時は勉強というよりも、言葉遊びという感覚でした。楽しかった思い出ばかりで、今思えば、そうした記憶が現在の仕事につながっているのかもしれません」
さらにもうひとつ、子どもの頃の児玉が心ひかれたものがあった。それは「寺社巡り」。意外な趣味だが、これもまた英語に関連していたのだという。「英語の勉強を通じて海外の文化や習慣を知るうちに、逆に、日本文化についても知りたくなってきたんです。着物を着てみたり、茶道を習ってみたり。なかでもお寺が大好きで、中学生の頃からあちこち巡り歩いていました」
加えて、高校卒業後は「旅」の楽しさにも魅了される。とりわけ、海外での異文化交流にはおおいに刺激を受けた。旅先で出会った人々との交流こそが「現在の私のコミュニケーション力の原点」だと、児玉は言う。それはやがて英語への情熱へと転じていった。
「向こうの人たちは、自分たちのことを積極的に話してくれます。それに対して何も返すことができないのは嫌でした。日本人として恥ずかしいと思ったんです。ですから、お寺について英語で伝えられるように一生懸命勉強しましたね。英語で自分の気持ちを説明できるようになりたかったんです」
そんな児玉が「東進こども英語塾」に興味をひかれたのは、結婚を機に、新たな目標にチャレンジしたいと考えたからだった。「自分に子どもが生まれたら、どんな教室に通わせたいだろうかと思ったことがきっかけです。そんなときに、『東進こども英語塾』の存在を知りました。ちょうど友人の子どもに英語を教えてほしいと言われていたこともあって、やるのであれば、しっかりとしたところでやろうと決めて、オーナー先生向けの説明会に参加したんです」こうしてその年の10月、「東進こども英語塾」十条教室がスタートすることとなる。
地域に根差した教室でありたい! 失敗から学んだ教室運営術

そのきっかけになればと、ハロウィンやクリスマスなどの季節ごとのイベントでは、常にアットホームな雰囲気を心がけている。飾り付けや小物作り、あるいは当日のカメラマンといった仕事も家族が快く引き受けてくれる。それに加えて、児玉を助けてくれる力強いパートナーがいるという。
「それは子どもたちの保護者の方々です。イベントを行う際には必ず保護者の方に声をかけるようにしていたのですが、今では逆に、保護者の方から〝何か手伝うことはない??と仰っていただいています。教室は私ひとりの力では運営できません。子どもたちや保護者の方々、ひいては地域の方々のお力を借りながら盛り上げていければと考えています」
そうした児玉の思いは、日々、実を結びつつある。例えば、昨年の夏、児玉のもとにある人物から一本の電話がかかってきた。
「それは担当学区の小学校の校長先生からの電話でした。夏休みに行うワークショップで子どもたちに英語を教えてほしいという依頼だったんです」。児玉が英語の先生として評価された瞬間だ。また、十条教室を地域に根ざせるよう努力を重ねてきた成果の証でもある。児玉がその依頼を二つ返事で引き受けたことは言うまでもない。
実は教室の開校当初から、児玉が掲げていた目標がある。それは2年間で生徒数を50名にすることだ。もちろん、それはたやすいことではない。だが地域に根差した活動が奏功し、評判を聞きつけて遠くから通ってくれる生徒も現れるようになった。そして目標通り、児玉は2年で50名の生徒を教えることとなる。「当たり前のことをコツコツやってきただけです」と笑う児玉だが、「子どもたちも保護者の方々も自分の家族として接する」という信念が、目標達成の原動力となったことは間違いない。
全国大会で2年連続表彰! 鍵はたゆまぬ努力と思いきりの笑顔!

「クラスの人数がどんどん増えていって、これでは私のティーチングスキルやクラスマネジメントの力が追いつかない。実は、そんなふうに焦った時期もありました」
新しい生徒が一人入ってくると、教室の雰囲気はがらりと変わる。これは児玉がこれまでの経験から実感していたことである。だが教室が50名を超えるというのは、まったく未知の領域。そこで児玉が取った行動は、改めて原点に帰ることだった。「子どもたち全員の様子を、一から観察し直すようにしたんです。レッスンに入る前に、一人ひとりとコミュニケーションを取る。子どもたちの性格や、その日の体調などに、より一層、気を配るよう心がけました」
こうして開校から3年。子どもたちのために何かしてあげたい、保護者に喜んでもらいたいと、「常に相手の立場になって考える」ことを大切にする児玉は、生徒のみならず保護者からの信頼も厚い。「生徒全員が我が子のようにかわいくて、みんなほんとうにすごい! と心から思います。親バカならぬ、先生バカですね。でも、そうやって保護者の方々と一緒になって成長を喜べることが、大きなやりがいになっています」
児玉の夢は、いつか子どもたちを海外研修に連れて行くことだ。そのためにも、日々の努力は欠かせないと痛感している。レッスン時の発声や表情にも人一倍気を使う。「思いきりの笑顔と表情で子どもたちと接することが、なにより大事なこと。それがきっと楽しいレッスンにつながると信じています」
そんな児玉に、教室の卒業生たちが将来、どんな大人になっていてほしいかを聞いた。
「自分の夢を叶えるための手段として、英語を活用していてほしいですね。そして世界中で活躍してほしいと思います。そのときは、成長した子どもたちにぜひ会いに行きたいです」
輝くばかりの笑顔で、児玉はそう答えた。
Q&A
仕事をするうえで手放せない「三種の神器」を教えてください。

パソコン、携帯電話、電子辞書です。パソコンはレッスンでの必需品です。これをプロジェクターにつないで、教材となる動画を映し出しています。携帯電話は保護者の方とのコミュニケーションツールですね。スマホのほうは調べ物などに使っています。レッスンはすべて英語で行うのですが、なかには「意味を教えてほしい」という生徒もいます。でも私がすぐ答えるのではなく、自分で調べるという意欲と姿勢を引き出すために、電子辞書を渡すようにしています。教えてしまっては、「答えは先生から与えられるもの」という受身のクセがついてしまいますので。
オーナー先生になる際に不安はありませんでしたか?
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英語塾オーナーとは
「東進こども英語塾」の場合、子どもたちにレッスンを行うことはもちろん、時間給講師としてではなく、その教室の経営者「オーナー」として地域に根差して活動する人財を「オーナー先生」と規定している。オーナー先生に求められる資質は次の通りである。 (1)英語の楽しさと素晴らしさを子どもに伝えたいという熱い気持ちがある (2)子どもたちの未来を輝かせたいという熱い気持ちがある (3)教育を通じて、地域社会に貢献したいという熱い気持ちがある (4)「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」という東進の教育目標を共有できる
英語塾オーナーになるには
説明会への参加、及び実技テスト、面接を経てオーナー先生となる。短大卒以上を学歴の目安としているが、基本的に先生としての素質と能力重視。教員資格等の有無も不問である。 「社会・世界に貢献する人財の育成」という理念を共有し、本気で教育に取り組む情熱を持っていること、そして英語を学問として教えるのではなく「コミュニケーションのツール」として使い、子どもたちと接することが、教室を開校するにあたってのとりわけ大きな条件となる。(「東進こども英語塾」の場合)