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芸能プロダクション 編
今回ご登場いただくのは、株式会社ワタナベエンターテインメント第三マネージメント本部でプロデューサーを務める安原マリック勇人氏。同氏は、東進ハイスクール・東進衛星予備校の人気講師、林修先生のマネージャーでもある。林先生と歩んできた三年間を振り返りつつ、華やかな芸能界を支える芸能プロダクションの仕事のやりがいについてお話を伺った。
人とのコミュニケーションを積み重ねタレントが真に輝くマネージメントに徹する

株式会社ワタナベエンターテインメント第三マネージメント本部 兼 番組制作室プロデューサー
安原 マリック 勇人 (やすはら まりっく はやと)
1983年 東京都生まれ
2002年 茨城県 私立 常総学院高校 卒業
2006年 法政大学 社会学部 メディア社会学科卒業
同年 コロラド大学 ボルダー校(University of Colorado at Boulder)へ2年間留学
2008年 株式会社ワタナベエンターテインメント入社
中山秀征やギャル曽根の現場マネージャーを経て現在に至る
人気タレントを発掘・育成せよ!華やかな芸能界を支える芸能プロダクションとは?

「芸能プロダクションは、俳優やミュージシャンなどの芸能人、あるいは林先生のような文化人のプロデュースやマネージメントを行うことが主な仕事となります。また、弊社は独自で番組制作を行う部署もあって、私は林先生のマネージャーを務めつつ、そちらの仕事も兼務しています。現在は林先生がお忙しいこともあって、マネージメントと番組制作の割合は6対4ぐらいでしょうか」
そう語るのは、株式会社ワタナベエンターテインメント第三マネージメント本部でプロデューサーを務める安原マリック勇人である。入社9年目となる安原は、過去に中山秀征やギャル曽根を担当してきた中堅マネージャー。現在の立場は「チーフマネージャー」だ。
実はマネージャーには、2種類ある。ワタナベエンターテインメントでは、タレントのことをアーティストと総称しているが、そのアーティストと四六時中行動を共にして、テレビ局やラジオ局、あるいは地方へ同行する現場マネージャー。そして彼らの上司であるチーフマネージャーである。
「チーフマネージャーは、アーティストの方向性を決定したり、テレビ局などに企画提案をします。こうしてアーティストの仕事の幅を広げていくのです。例えば林先生は“今でしょ?”でブレイクしたわけですが、そのブームを一過性のものするわけにはいきません。次に何をしなければいけないかを考え、企画していくのが我々芸能プロダクションの役目なのです」
Q&A
仕事をするうえで手放せない「三種の神器」を教えてください。

「スケジュール表」「手帳」「企画書」です。アーティストのスケジュールは命よりも大事なものと先輩たちから教わってきました。手帳は昨年と今年の行動を比較するのに利用しています。また担当アーティストも10人以上、番組も多数抱えていますので、手帳だけは手書きにして、日々行動を共にしています。企画書は番組制作においての基本(スタート)ですから、日々何かいい企画の種がないか、模索しながら書き溜めています。
番組制作にはどんな人たちが関わるの?
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芸能プロダクションとは
タレントのマネージメントを担うのが芸能プロダクションの主業務だが、近年では「総合エンターテインメント企業」として事業展開しているところが多い。ワタナベエンターテインメントを例に挙げると、〈タレントの発掘・育成・プロデュースを行うとともに、番組制作、ファンクラブ運営、グッズ企画制作、デジタルビジネス、音楽出版〉などの幅広い事業を手がけている。
芸能プロダクションで働くには
高校、大学を卒業後、入社試験を受験するのが一般的だが、採用にあたっては学歴や経歴不問を謳うところも見受けられる。また、芸能マネージャー養成コースのある専門学校もある。コミュニケーション能力や交渉力などの他に「体力」も必要。「体力的にはきつい仕事です。昔の根性論ではないですけれども、強い精神力も重要になってきます」と安原氏はいう。