令和8年度大学入学共通テストの追・再試受験状況について
大学入試センター
大学入試センターは2026年1月26日、「令和8年度大学入学共通テスト 追・再試受験状況について」を掲載した。
2026-01-26
2026年1月17日(土)、18日(日)の両日、新学習指導要領に移行後、2回目となる「大学入学共通テスト(以下、共通テスト)」が全国650の会場で実施された。
今回からオンラインでの出願となり、受験票は各自印刷して持参することになったが、大きな混乱はなかった模様。
1日目のトラブルとしては、2科目受験の「地理歴史・公民」では、札幌北高等学校試験場(北海道)で天井からの電子音のような異音が発生したため、29人が別室に移動したことで試験時間を25分繰り下げ、係員が受験科目数の変更を受けてしまう誘導ミスにより東京芸術大学美術学部試験場(東京)では3人が150分、専修大学生田校舎試験場(神奈川)では1人に対して130分繰り下げ措置が取られた。また、日本大学理工学部船橋校舎試験場(千葉)でも係員による誘導ミスで1人が再試験の対象となった。この他、東京科学大学大岡山キャンパス試験場では、受験生が机上に置いていた小型置時計のアラームが鳴り、48人が再試験の対象に、三重大学試験場(三重)では試験時間中に受験生の携帯電話が鳴ったことから64人が再試験の対象となった。
2日目は大阪府阪南市の南海電鉄尾崎駅で人身事故の影響で、和歌山大学試験場と県立向陽高等学校試験場(和歌山)で試験時間を20分繰り下げ、羽衣国際大学試験場(大阪)では時間通りに到着できなかった1人が2時間繰り下げて別室受験した。また、JR琵琶湖線でも人身事故が発生し、滋賀大学彦根キャンパス試験場と滋賀県立大学試験場(いずれも滋賀)で7人に対して試験時間を40分繰り下げた。
2日間を通じては、7人が試験時間中のスマートフォン使用などの不正行為で失格となったが、全体的に見て大きな事故・トラブルはなく終了した。
なお、追試験(受験許可者数969人)および再試験(希望者数96人)は、1週間後の1月24日(土)・25日(日)に東日本は東京農工大学(小金井キャンパス)と東京都立大学(南大沢キャンパス)、共立女子大学、西日本は京都市立芸術大学、京都教育大学等で行われる。
<難化したと予想される教科>
「英語(リスニング)」「国語」「数学Ⅰ、数学A」「数学Ⅰ」「歴史総合、世界史探究」「地学基礎」「物理」「情報Ⅰ」
<易化したと予想される教科>
「英語(リーディング)」「数学Ⅱ、数学B、数学C」「地理総合、地理探究」「地理総合」「歴史総合、日本史探究」「公共、倫理」「公共」「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「化学」
※その他の科目は前年度並みと予想される。
前年度、初実施で7割近い平均点となった「情報Ⅰ」は難化し、平均点は10点以上下がる見込み。また、「物理」は2年連続難化し、平均点は5割を切る見通しとなっている。一方、前年度、平均点が5割を切っていた「化学」は易化し、平均点が大幅に上がると思われる。
<総合型6教科8科目1000点予想>
理科系600点(前年比-36.0点)、文科系593点(前年比-28.0点)
受験者が多い「リスニング」や「国語」、「数学Ⅰ、数学A」、「情報Ⅰ」の平均点が下がることで、理文ともに平均点は下がると思われる。また、「物理」の平均点が大きく下がることから、平均点の前年度からの下がり幅は理系が文系を上回る見込みである。
なお、特定教科の各科目間で平均点の差が20点以上または、15点以上の平均点の差が生じ、かつ、段階表示の区分点差*が20点以上生じた場合に実施される「得点調整」は、「中間集計その2」において最大平均点差が「化学」と「物理」の11.30点であったため、今年度は実施しないことが1月23日、大学入試センターから発表された。
*区分点差:各科目の成績の段階表示(スタナイン)の各段階の境目となる、上から4%、11%、23%、40%、60%、77%、89%、96%の分位点(得点)の差
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