令和7年度大学入学共通テスト実施結果の概要公開
大学入試センター
大学入試センターは2/6(木)、令和7年度大学入学共通テストの実施結果概要を公開した。
2025-02-06
2025年1月18日(土)、19日(日)の両日、新学習指導要領(以下、新課程)の出題教科・科目では初となる「大学入学共通テスト(以下、共通テスト)」が全国651の会場で実施された。
2日目午前に京阪本線で発生した人身事故により、大阪府と京都府の8会場で「理科」の試験開始時間が30分~1時間繰り下げられたために受験生849人が影響を受けるなど、一部会場で試験時間の繰り下げがあった。また、試験監督の指示ミス等で山形県、栃木県、埼玉県、東京都、福井県、滋賀県、大阪府の7試験会場で計163人が再試験の対象に。試験終了後のマークシートへの解答記入などの不正行為が計4件判明しており、4人が失格となっている。しかし、2日間を通して大きな事故はなかった。
なお、追試験および再試験は、本試験から1週間後の1月25日(土)・26日(日)に、東日本は東京農工大学(小金井キャンパス)、東京外国語大学など5試験場で、西日本は大阪教育大学(柏原キャンパス)、大阪大学(吹田キャンパス)で行われる。
<難化したと予想される教科>※2024年度共通テスト本試験(旧課程)との比較 「地理総合、地理探究」「英語(リスニング)」「物理基礎」「物理」「化学」「地学」「数学Ⅱ、数学B、数学C」 <易化したと予想される教科> 「歴史総合、世界史探究」「公共、倫理」「公共、政治・経済」「国語」「英語(リーディング)」 ※その他の科目は前年度並み(「情報Ⅰ」は試作問題と同程度) 新課程初年度は旧課程最終年度と比較して平均点が上がる傾向があるが、今回も全体的にはアップした。 <総合型6教科8科目(1000点満点)予想> 理系636点(得点率63.6%) ※前年度理系(5-7)得点率62.7% 文系621点(得点率62.1%) ※前年度文系(5-7)得点率59.9% 理系・文系ともにアップしたがが、文系科目で平均点がアップする科目が多い一方で、理系科目は理科を中心に平均点が下がった科目が多いことから、アップ率は文系に比べて低めになった。 なお、同一教科の特定科目間で平均点の差が20点以上または、15点以上の平均点の差が生じ、かつ、段階表示の区分点差*が20点以上生じた場合となった場合に実施される「得点調整」は、今年度は実施されなかった。 *区分点差:各科目の成績の段階表示(スタナイン)の各段階の境目となる、上から4%、11%、23%、40%、60%、77%、89%、96%の分位点(得点)の差
大学入試センター
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2025-02-06
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大学情報入試情報・TOSHINTIMES
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