2024年度の一般選抜全体の志願者数は7,196名で、昨年差-202名・昨年比97.3%と志望者数が減少した。
　学部別にみると、人間科学・外国語・理・医・歯・工学部の6つの学部で志願者が増加した。特に歯学部は昨年差+21名・昨年比120%と大幅に増加した。これは、昨年度入試で志願者が減少したことの反動と考えられる。同様の傾向は人間科学部でも見られ、昨年差+20名、昨年比108.3%と増加している。また、昨年度入試で倍率が1.0倍となったインドネシア語専攻は、昨年差+37名、倍率は2.9倍と志願者数が大幅に増加した。
　一方、文・経済・薬・基礎工学部では志願者数が減少した。その中でも基礎工学部は昨年差-282名・昨年比74.5%と志願者数減少が顕著であるが、これは昨年度入試において志願者数が大幅に増加したことの影響と考えられる。特に化学応用科学科は昨年差-100名・昨年比54.1%と大幅に減少した。
　工学部電子情報工学科と基礎工学部情報科学科では、倍率が3.2倍と全体のなかでは高倍率となった。これは昨今の情報系学部学科の人気が背景にあると考えられる。