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国公立二次・私大解答速報
国公立二次・私大解答速報 > 2026年度入試 出題速報(上智大学文学部ドイツ文学科)
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2026年度入試 出題速報
上智大学文学部ドイツ文学科
総合問題 記述の文字数が増加!肖像の真偽について考える文章が出題!
2月7日
 上智大学文学部ドイツ文学科の総合問題は、大問二つからなる構成であった。大問一は多木浩二著『肖像写真―時代のまなざし』から、大問二は田村和彦著『魔法の山に登る―トーマス・マンと身体』からの出題であった。
 上智大学文学部ドイツ文学科の学部学科適性試験は、「文化・思想・歴史に関するテクストの読解力および思考力・表現力を問う試験」である。今年度は昨年度と同様、2つの大問から構成されている。問題の形式としては現代文と同様だが、大問1・大問2ともに西洋の文化・思想・歴史に関する文章が出題される。選択問題が多い一方、記述問題も出題されている。また、漢字の読み書き、語彙に関する問題も出題される。
 大問一は、西洋の芸術家に関する文章であった。アメリカ出身の写真家が「肖像写真における真実とは何か」について、西洋出身の画家を通じて考えた経緯が記されている。昨年度45~50字だった記述問題が、今年度は60~65字と、文字数が15字程度増えていた。
 大問二は、トーマス・マンの長編教養小説『魔の山』を題材にした文章であった。作中に登場する「椅子」が持つ意味と、西欧とアジア(東方)の思想的対立が論じられている。文章中に大問一の著者の名前が現れ、問題の間のつながりを感じさせる出題であった。この大問でも昨年度と同様、記述問題が出題されたが、文字数が65~70字で指定されていて、昨年と比べ20字増加していた。
 いずれの大問も昨年度と比べ記述量が増加した。また、依然として文章中の語彙のレベルが高い。これらのことは、文学部がアドミッション・ポリシーで公言されている能力である、「志望する個別の専門分野について具体的な関心」や「大学での学修に必要とされる基礎的な教養、知識、語学能力」を持った学生を求めている、という方針が反映された結果であると言える。
この問題を攻略するには?
 ドイツ文学科の学部学科適性試験は、読解問題に加えてドイツをはじめとする西洋の歴史・文化に関する知識が問われます。選択問題では日本の歴史・文化も交えた問題が出題されたこともあり、そのような問題を正解するには同時代の西洋で起こった事柄を把握している必要があります。さらに、文章中の高度な語彙であったり、文字数が増加傾向にある記述問題に対応するためには、日頃から西洋に関する文学に触れておくことが大切です。
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