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国公立二次・私大解答速報
国公立二次・私大解答速報 > 2026年度入試 出題速報(関西大学全学部日程(2月7日))
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2026年度入試 出題速報
関西大学全学部日程(2月7日)
文系数学 対数を含む関数の最小値・数列及び漸化式・連立不等式領域の最大最小が出題!
2月7日
 2026年度関西大学全学部(文系)数学は、全3題で構成され、条件付きの対数式を文字置換して最小値を求める問題、数列が漸化式を満たす条件から定数を決定し総和まで導く問題、さらに連立不等式が表す領域の図示と放物線の接線条件、領域内での一次式 (y-x) の最大・最小を扱う問題が出題された。基本事項の理解を前提としつつ、式の立て方と条件整理、境界での検討や場合分けを丁寧に行えるかが得点を左右する内容である。
 本年度の関西大学全学部(文系)数学入試は、扱う素材自体は標準的でありながらも、条件を読み替えて式を整え処理する力が問われる構成であった。とくに空欄補充形式であるため、途中の整理が曖昧だと後続の空欄に連鎖して影響しやすく、計算以前に「何を文字で置き、どこまでを先に確定させるか」という方針決定が重要となる。
 【Ⅰ】は積の条件と下限条件のもとで対数式を最小化する問題であり、条件 (x^2y=64) を文字置換によって1変数化できるかが鍵であった。さらに変数の取り得る範囲を正確に絞り、得られた関数を最小化する流れを丁寧に行えるかが得点を左右する。制約条件の処理を後回しにすると、最小値候補の取り違えに直結する点で、条件整理の精度が強く問われた。
 【Ⅱ】は与えられた数列を漸化式に代入して係数比較する問題であるが、指数項と多項式項が混在するため、成分ごとに切り分けて考える視点が必要であった。pは指数部分から定まり、nの係数比較でq,rを決めるという手順を崩さないことが重要となる。後半の総和では、等比和・等差和を正確に組み合わせる必要があり、形式は基本でも定数項のミスが出やすい問題であった。
 【Ⅲ】は連立不等式で表される領域の把握から始まり、放物線の接線条件と、領域内でのy-xの最大・最小を求める問題であった。(1) の図示段階で放物線と直線の交点を確定し、領域の端点と境界の構造を見通せるかが重要であった。(2) は接線の傾き条件を微分で処理する典型であり、(3) は一次式の極値であるため、境界上での比較といった発想により計算量を抑えられる。図示が曖昧であれば場合分けの漏れに直結する点で、視覚化と整理の力が問われた。
 総じて本試験は難問奇問というより、対数の1変数化、漸化式の係数比較、領域問題の境界処理といった典型手法を、条件整理と手順管理の精度で確実に実行できるかを測る内容であった。基礎事項の定着に加え、図示・範囲決定・成分分解などの整理工程を丁寧に行い、ミスなく完走する実戦力が合否を分ける問題である。
この問題を攻略するには?
 関西大学全学部(文系)数学入試の攻略では、難問を解き切る力というよりも、設問が要求する形に素早く形を整え、確実に答えまで運ぶ処理力が得点を左右します。したがって、まずは教科書・標準問題集で頻出操作を手順ごと体に染み込ませることが重要です。空欄補充形式では途中結果がそのまま次の設問の材料になるため、公式を思い出す速さよりも、「どの情報を先に確定させて計算を単純化するか」という段取りを固めておくほど安定します。
 また関西大学(文系)の数学は、計算を始める前段階の見切りで差がつきやすいのが特徴です。狙いを定めることが、時間短縮とミス削減に直結します。
 関西大学(文系)の数学は難問奇問で差をつけるというより、典型操作を組み合わせて、短いルートで確実に完走できるかを見ています。過去問演習では、大問ごとに最初解き方を決めてテンプレ化し、誤答は計算ミス・手順の抜け・条件の見落としのどれかに分類して潰していくと、再現性が上がって得点が伸びやすくなります。
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