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国公立二次・私大解答速報
国公立二次・私大解答速報 > 2026年度入試 出題速報(慶應義塾大学理工学部)
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2026年度入試 出題速報
慶應義塾大学理工学部
理工学部物理 移動する境界面における反射・屈折を扱う問題が出題!
2月12日
 2月12日に行われた慶應義塾大学理工学部入学試験の物理では、例年と同様に大問3問構成で、力学・電磁気・波動からの出題であった。第3問では媒質の境界面が移動する場合の反射・屈折を扱った波動の問題が出題され、状況を正確に把握したうえで式を立てて処理する力が求められた。
 慶應義塾大学理工学部の物理は、標準問題をもとに工夫された出題が中心である。典型的な問題を物理現象の意味まで理解していれば大きく苦戦する内容ではないが、基礎があいまいな場合には難しく感じやすい構成となっている。また、試験時間にはそれほど余裕がないため、正確さに加えて解くスピードも重要となる試験である。
 第1問では、摩擦によって減衰していく単振動と、斜面台と小物体がばねでつながれた系の運動を扱った力学の問題が出題された。前半は非常に典型的な減衰振動の設定であり、基本事項を確実に押さえていれば対応可能な内容である。後半では斜面台上での運動と外部から見た運動の関係を踏まえて単振動を考察する問題となっており、設定自体は珍しくないものの、計算量がやや多く、時間を意識して解き進める必要がある。
 第2問では、平行板コンデンサーに極板を挿入・引き抜きする電磁気の典型問題が出題された。容量変化やエネルギーの扱いといった基本事項を正確に理解していれば解ける標準的な内容であり、確実に得点しておきたい問題構成である。計算量も比較的少なく、落ち着いて処理すれば対応可能である。
 第3問では、媒質の境界面が移動している場合の反射・屈折を扱った波動の問題が出題された。題材自体は応用的であるが、深い理論まで踏み込むものではなく、問題の状況と意図を正しく読み取ることができれば解答は難しくない。一方で、設定の意味を理解できない場合には取り組みにくく、読解力が差となる問題であるといえる。
この問題を攻略するには?
 慶應義塾大学理工学部の理科の入学試験は、物理・化学それぞれ大問3問ずつで構成され、試験時間は合わせて120分と決して余裕のあるものではありません。物理の問題は基礎から標準レベルが中心ですが、計算量が多い点が大きな特徴です。典型的な標準問題をもとに設定が工夫されており、一見すると難しくなさそうに見えても、実際には処理に時間がかかる場合があります。そのため、時間内に解き切るためには、標準レベルまでの内容を確実に身につけたうえで、素早く正確に処理する力が重要になります。問題を見た瞬間に解法の方針が立つ状態を目指し、日頃の演習を通して解答までの流れを身体で覚えていくことが効果的です。
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