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国公立二次・私大解答速報
国公立二次・私大解答速報 > 2026年度入試 出題速報(青山学院大学地球社会共生学部)
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2026年度入試 出題速報
青山学院大学地球社会共生学部
地球社会共生学部小論文 グラフ読解と「生態系サービス」をテーマにした論述問題が出題!
2月18日
 青山学院大学地球社会共生学部入試の小論文では、統計データの処理能力、経済学的思考に基づく環境論、そして日英両言語の資料を統合して論じる国際的視野を問う、実戦的な内容の問題が出題された。
 設問1は日本の貿易統計を用いた計算と傾向分析、設問2は環境経済学の概念である「コモンズ(共有資源)」と排除性・競合性をめぐる論考、設問3は世界的な貧困・紛争・気候変動が重なり合う世界的な複合危機とレジリエンスに関する日英資料を統合して論じる問題が出題された。
 全体の文章量や大問構成は、前年の入試問題から大きな変化は見られなかった。昨年度の記述問題は、40~50字、70~80字、80~100字、200~250字の計4題の出題であったのに対し、今年度の記述問題は、50~75字が1問、100~125字が2問、220~225字が1題という構成だった。また、設問3は昨年度と引き続き、英語の文章に加えて短い日本語の文章とグラフを組み合わせた出題であった。
 入試要項において「文章や図表などを読み、理解力、分析する能力、自分の文章を論理的に展開できる力、自分の意見や発想を十分に表現する力を総合的に問う論述等を課す」と記載されているように、文章・グラフの読み取りや論理的に説明をすることが出来るかが問われる問題であった。
 設問1は、日本の貿易収支と相手国別の貿易額を扱う問題であった。具体的なデータとして、日本の貿易赤字の状況や世界地域ごとのシェアの変化などが提示されている。
 設問2は、宮永健太郎氏の著書をもとに、生態系サービスとコモンプール財を論じる内容だった。財を「排除性」と「競合性」で4分類したうえで、共有資源が枯渇に至るメカニズムを理論的に説明する力が求められるテーマだった。
 設問3は、英文のレポートと国連開発計画の報告書を読み解く複合問題が出題された。英文レポートでは、気候変動と紛争が同時に貧困を悪化させる現状が示され、単一の課題ではなく、相互に絡み合った課題として捉える視点が不可欠だ。最後の論述では、貧困と不平等の両方を踏まえた上で、持続可能な社会のための具体的な政策を提案することが求められた 。英語のファクトと日本語のロジックを接続し、自分なりの解決策を提示する構成力が試される設問である。
この問題を攻略するには?
 青山学院大学地球社会共生学部の小論文では、国際的な問題に関する問題・文章が出題されることが特徴であり、複数の文章やデータを読み取り、思考する力が求められます。そのため、日頃から国際的な問題に関心を持ち、論理的に考える習慣を身につけることが重要です。また、60分と限られた試験時間内に文章を素早く正確に読み取り、複数の記述問題に解答することが求められます。出題される長文を素早く正確に読み取り、アウトプットする練習をしておきましょう。
 東進では、青山学院大学地球社会共生学部合格をめざす受験生に向けて、過去問演習講座、共通テスト対策、学部学科別のAI演習講座など、徹底した個別対策で合格までの最短経路の方法論を示します。地球社会共生学部の入試問題の特徴や、出題意図も踏まえた学習で、体系的に問題へのアプローチ方法を身に付けることが可能です。