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国公立二次・私大解答速報
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2026年度入試 出題速報
早稲田大学商学部
商学部政治・経済 リカードの「比較生産費説」を徹底解剖!計算と論理で差がつく貿易理論の真髄
2月21日
 大問IIIにおいてデヴィッド・リカードの『経済学および課税の原理』を引用した比較生産費説が理論・計算の両面から深く問われた。単なる用語の暗記ではなく、技術革新による生産性の変化が貿易に与える影響を論理的に推論させる、思考力を要する出題となっている。
 本問の核心は、リカードの比較生産費説を論理的な推論が可能なレベルまで深く理解できているかにある。問1の空欄補充や問2の著者名の記述は基礎的な知識を問うものであるが、後半の設問では高度な論理的思考力が要求されている。
 特筆すべきは問6である。ポルトガルの毛織物生産に技術革新が起きた場合の推論を求めており、数値の変化が比較優位の所在にどう影響するかを正確にシミュレーションさせる新傾向の出題であった。また、問8では文章の趣旨を正しく踏まえた論評を選択させており、理論の限界や前提条件まで含めた深い理解が試されている。
 商学部らしい実学的な視点として、GATTやUNCTAD、WTOといった国際貿易体制の歴史的変遷と理論を結びつけた問9から問12の構成も秀逸である。理論と現実の制度を往復する力こそが、本学部が求める「適性」であるといえる。
この問題を攻略するには?
 早稲田大学商学部の政治・経済は、全般的に教科書レベルを超えた詳細な知識と、それらを活用する計算・思考力が問われます。特に今回の大問IIIのような計算を伴う理論問題は、受験生の間で最も差がつくポイントです。
 攻略の鍵は、主要な経済理論を「図解」や「数式」レベルで完全に理解しておくことです。問6のような数値変化のシミュレーション問題に対応するには、日頃から比較生産費説の表を自分で作成し、どの数字が変化すれば優位性が逆転するのかをトレーニングしておく必要があります。また、一般特恵関税やAIのフルスペルのように、正確な漢字・英単語の記述力も欠かせません。
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