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国公立二次・私大解答速報
国公立二次・私大解答速報 > 2024年度入試 出題速報(上智大学総合人間科学部 教育・社会・看護学科)
注目!
2024年度入試 出題速報
上智大学総合人間科学部 教育・社会・看護学科
総合問題 時事的テーマを背景とした、文章・データの総合的読解力を測る出題!
2月7日
上智大学総合人間科学部の教育・社会・看護学科の共通問題では、労働運動の「ストライキ」および歴史的視点から見た「子育て・家庭教育」をテーマとし、統計グラフを文章と掛け合わせて読解する総合問題が出題された。
 上智大学総合人間科学部 教育・社会・看護学科の学部学科適性試験(学科共通試験)は、「人間と社会に関わる事象に関する論理的思考力、表現力を問う総合問題」の試験である。
 今年度の大問1では、労働運動の一種である「ストライキ」、大問2では、歴史的視点から見た「子育て・家庭教育」がテーマだった。
 問題構成では、昨年度と形式・内容ともに大きな変更は見られず、大問2つの構成で論述問題を含む現代文に近いような問題である。その中で、政治・経済や日本史、世界史などの科目横断的な問題や、資料を正確に読み取る力が問われるような問題がみられた。
 問題の内容において特に注目すべきなのが、大問1の、「ストライキ」に関する出題である。昨年8月31日に東京・池袋の大手百貨店である西武池袋本店がストライキに入った結果、全館で臨時休業になった事例を踏まえると、非常に時事的な出題であると言えるだろう。
 また、大問1の設問(2)では、文章中の内容を確認するために統計調査から作成したグラフから言えることを判別する問題がみられた。主張を鵜呑みにするのではなく、データを基に検証する探究的な設定であることに加え、グラフ・データの読解力、さらには筆者の論をふまえた読解ができているかも多面的に問われた。新課程では言語活動・探究活動の充実が目指されており、たとえば来年の共通テスト国語ではいわゆる「実用的文章」の読解として、図表や文章を横断した読解能力が問われることから、本問も同じ方向性で総合的な読解力・分析力が問われたといえるだろう。
 以上より、問題に対応するためには、社会科目の基礎的な知識の学習に加えて現代の諸問題・現代に求められるスキルにもアンテナを張っておくことが望ましい。
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