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国公立二次・私大解答速報
国公立二次・私大解答速報 > 2024年度入試 出題速報(上智大学総合グローバル学部)
注目!
2024年度入試 出題速報
上智大学総合グローバル学部
総合問題 ICTとグローバル化による雇用の変化を論じた問題が出題!
2月10日
2月10日(土)に行われた上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科の学部学科適性試験では、英語・世界史・日本史・地理など横断的な知識問題や思考力が問われた。第2・3問では現代的なテーマの文章が出題された。
 上智大学総合グローバル学部の学部学科適性試験は、「グローバル化する人間社会について、提示された資料の理解力および思考力を問う試験(英語の設問を含む)」である。実際、上智大学総合グローバル学部は、単純な世界史・日本史の知識だけではなく、地理の要素や文章の読解力、現代的な話題への関心など、幅広い領域への深い知識に加えて、思考力が重要視されている。
 今回、第1問はコラムから抜粋した英語文の出題で、テーマとしては「民主主義の権威主義への傾倒」という上智大学らしい出典の英語文読解だった。
 第2問では、伊豫谷登士翁『グローバリゼーション:移動から現代を読みとく』からの出典で、「移民」をテーマに世界史と日本史の知識が細かく問われた。また、日本の出入国管理統計から図表を用いた問題も出題され、2023年の入管法改正を意識した時事的なテーマだったと言える。
 第3問では佐藤仁志『技術革新, 経済のグローバル化と所得格差ー日本の正規・非正規雇用を巡る考察』からの出典で、国際的な情報技術の進歩とグローバル化を背景とした雇用の変化について論じられていた。出題内容としては主に世界史の問題であるが、最後に60字の理由説明問題も出題されている事から現代文の読解力、表現力も求められた。
 これらの問題に対応するためには、単に教科科目の枠組みで学習するだけでなく、現代的な諸問題にも幅広く関心を持ち、その問題を分析する観点で言語スキルおよび社会を分析する知見を得ることが重要であると考えられる。
この問題を攻略するには?
 上智大学総合グローバル学部は、2014年に新設された上智大学で最も新しい学部であり、国際関係論やアジア地域の研究ができる人気の高い学部のひとつです。一昨年の入試改革により、他学部学科と共通の英国社3教科入試(マーク式)から、学部独自の総合問題(記述式含む)による入試に変化しました。とはいえ、教科科目の学習が無意味になったわけではありません。むしろ、それらの科目の知識・技能をつなぎ合わせ、グローバルな地域・社会の諸問題を考えさせるという点で、高校での学びが大学での研究に直結するようになったといえるでしょう。高校のカリキュラム上、地歴公民の全範囲を授業で扱うことが難しい場合もありますが、グローバル・スタディーズという観点からみるとそういった内容・分野・単元に集中的に取り組むべきでしょう。
 東進では、上智大学の学部学科試験・共通テスト併用型をめざす受験生に向けて、共通テスト対策、総合問題対策、学部学科別のAI演習講座など、徹底した個別対策で合格までの最短経路の方法論を示します。総合グローバル学部の入試問題の特徴や、出題意図も踏まえた学習で、体系的に問題へのアプローチ方法を身に付けることが可能です。入試までの残り期間でどんな学習をするかで結果は大きく変わります。早期スタートダッシュで、志望校合格のチャンスを広げよう!
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