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名人の授業シリーズ 荒巻の新世界史の見取り図 上





荒巻 豊志 【著】

【出版社】東進ブックス
【ISBN】9784890854974
【定価】本体1200円+税
【頁数】396
【版型】A5判
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「世界」とつながる,「現在」とつながる
〜この本を手に取っていただいた方へ〜

 はじめまして,荒巻です。
 この本は大学受験を目指す人のために書かれたものです。ただし,『○新世界史の見取り図』シリーズ全3巻をすべて頭に叩き込んだとしても,早稲田や慶應義塾といった難関私立大では,6割得点できるかできないかといったところでしょう。
 歴史用語をいくら頭に叩き込んでも訓練しなければ,論述問題は高得点を取るのが難しいため,この本を読むだけでは,東京大学でも5割程度ではないでしょうか。
 試験で満点に近い高得点を取るということは,かくも難しいことなのです。これは何を物語っているかというと,試験で満点を取るための勉強というのは空しいということです。『こんなバカげたことを聞いてくる大学入試』なんて本でも書いてみたくなるほどです。
 だから,合格できるだけの点数をしっかりと取りつつ,試験勉強を通じて人間の幅が広がるような,そして知的好奇心が高まるような勉強をすることにつきます。
 何か“勘違い”をされている方に。この本は「効率よく勉強しよう」というような勉強の仕方については全く触れられていません。暗記ものといわれている世界史という科目で「ゴロ暗記」ひとつ登場しません。「こう聞かれたらこう答えよ」という想定問答もマニュアルもありません。「これだけ覚えたら合格点!」という精神安定剤的要素もありません。
 それは,ひたすら試験に出るであろう歴史用語を網羅的に,ただ羅列していくという叙述の仕方ではないからです。本書は「点を取りたい」ではなく「歴史を学びたい」という意欲を持っている方に向けて書かれています。
 だから,本シリーズは,あくまで受験生を対象として書かれていますが,受験勉強という視点から見れば「点数を取ることとは関係ない」ような知識がちりばめられています。その意味では受験勉強とは無縁の人にも読んでもらえたらという欲張りな気持ちもあります。
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既刊参考書4巻シリーズ『荒巻の世界史』を、上・中・下の3巻組に再編成。『上巻』は、主に旧1巻(『文明の発祥〜16世紀』)と旧4巻(『また』)を合わせて編集・改訂し、古代〜13世紀の全地域をカバー。文明の幕開けからモンゴルによる「世界の一体化」までを扱います。初学者〜東大レベルまで幅広く対応した1冊。世界史A・Bにも対応しています。

☆範囲は13〜19世紀の全地域! 『荒巻の新世界史の見取り図 中』

☆範囲は19世紀末〜現在の全地域! 『荒巻の新世界史の見取り図 下』

≪目次≫
まえがき
「世界」とつながる、「現在」とつながる
〜この本を手に取っていただいた方へ〜

プロローグ〜歴史の誕生

●オリエントの章●
1. 文明の幕開け(メソポタミア)
2. 文明の幕開け(エジプト)
3. インド= ヨーロッパ語族の移動
4. アラム人とフェニキア人
5. 一神教的世界観の登場
6. オリエントの統一

●ギリシアの章●
1. エーゲ文明
2. ポリス世界の形成
3. アテナイとスパルタの発展
4. ペルシア戦争とアテナイ民主政の完成
5. ポリス世界の黄昏
もうちょっと講義!〜ソクラテスとプラトン

●ヘレニズムの章●
1. アレクサンドロス帝国の成立とその行方
2. ヘレニズム文化

●イランの章●
1. パルティアとササン朝ペルシア

●ローマの章●
1. 都市国家からの出発
2. 西地中海の覇者へ
3. 共和政ローマの変質
4. 内乱の1世紀
5. プリンキパトゥスの時代
6. ドミナートゥスの時代
7. キリスト教世界帝国の誕生
もうちょっと講義!〜歴史は繰り返す?

●ヨーロッパ成立の章●
1. ゲルマン人の移動
2. 東ローマの再興とフランク王国の台頭
3. カールの戴冠
4. フランク王国のその後

●イスラームの章●
1. イスラーム成立の背景
2. イスラームの成立と拡大
3. イスラーム帝国の成立
4. 転換期の10〜11世紀
5. 十字軍との戦い
6. モンゴルの侵入
7. イスラーム文化
もうちょっと講義!〜イスラーム用語あれこれ
もうちょっと講義!〜「言葉づかい」の問題

●アフリカの章●
1. 国家の成立とイスラームの広がり

●西ヨーロッパの章●
1. ノルマン人の移動
2. フューダリズムの成立
3. 教皇権の伸張
4. 西ヨーロッパの膨張
5. 商業ルネサンス
6. 12世紀ルネサンス

●東ヨーロッパの章●
1. ビザンツ帝国の盛衰(9〜15世紀)
2. スラヴ人国家の動向
もうちょっと講義!〜ケルト人

●南アジアの章●
1. インダス文明
2. ヴェーダ時代
3. 十六王国時代
4. マウリヤ朝
5. クシャーナ朝とサータヴァーハナ朝
6. グプタ朝
7. ヴァルダナ朝とラージプート時代
8. イスラームの侵入
もうちょっと講義!〜ヒンドゥー教と仏教
もうちょっと講義!〜チベット

●東アジアの章●
1. 文明のあけぼの
2. 諸子百家の時代
3. 秦の中国統一
4. 漢王朝四百年
5. 魏晋南北朝
6. 隋の中国統一
7. 唐王朝三百年
8. 宋と遼・金
もうちょっと講義!〜中央アジア

●東南アジアの章●
1. 海の道の始まりと国家の成立(1〜2世紀)
2. 海の道の発達と国家の成立(7〜8世紀)
3. 陸と海の二分化
4. モンゴルによる世界の一体化の中で
もうちょっと講義! 古アメリカ文明

●Epilogue〜モンゴルの章●