大学受験|英語
レベル別シリーズ CDでわかる 英語レベル別問題集1 超基礎編

…………………………特徴と目的…………………………
本シリーズでは、様々な目的で、一般の教材とは違った構成になっている。まずは、その目的について説明しよう。
【本書の学習順序】
CD → 設問 → 英文 → ヒント → 解答・解説
→(別冊)文法・構文編
(1)CD → テクスト
本シリーズの一番の特徴は、CDこそがメイン教材であると考えていること。目で英文を読むまえに、まず、耳で英文を聞いてみよう。これがとても困難なことはわかっている。でも、どうして困難かというと、それは経験が少ないから。もちろん最初から一度では聞き取れるはずはない。でも、これをくり返していると、自然にリスニング力が身についていく。英語は、実際にコミュニケーションで使われている「言葉」なんだ。つまり、音から始め音を中心にした学習こそ英語力を身につけるもっとも近道で簡単な手段だとわかってほしい。
(2)設問 → 英文
本シリーズでは、まず設問があって、英文がその後にある。これは、「英文を読む」という作業より、「設問を解く」「正解を導き出す」ということに重点を置いて、入試の本番を意識した上でのことなんだ。
英語学習には、英文の一文一文を正確に構文把握する「精読」と、少しでも速く全体の論旨を把握しようとする「速読」がある。でも、受験ではこのどちらの力も必ずしも必要としていない問題も多いんだ。合格できるかどうかは、あくまで設問に対して正解できるかどうかで、英文を常に「精読」する必要も「速読」する必要もない。
このことを考えて、本シリーズは問題を解答する作業に集中する力をつけることを目的とした構成をしているんだ。
●つまり●
初めてこのシリーズを手にとった人は、何かの目標がないといきなり英文を聞き取るのは難しいだろう。つまり、最初からすべてを聞き取ろうとするのではなく、最低限これだけは、と目標を設定して聞き取るように心がけると、わかることが少しずつ出てくるんだ。その目標として、設問があると考えてほしい。
君たちは、設問を解答しさえすればいい。それを目標に集中して聞いてみよう。そうして、何度か続けるうちに、不思議と全体像までつかめるだろう。CDの効果がわかっただろうか。まだ不安が残っている人、今の英語力を気にする必要なんてない。この本を手にとった今から、君は最も効果的な英語学習法を手に入れたも同然なんだ。
(3)内容 → 構文
精読も速読も必ずしも受験で求められているわけではないといったけれど、もちろん、その力が全く問われないのではない。本シリーズでは、「精読」や「速読」を否定しているわけではないよ。各章のヒントページには、「速読」で必要となるような段落と段落の整理などを、イラストやチャートを利用して表わしている。また、「精読」に関しては、別冊「文法・構文編」で、各長文内の難解な文に対して、文法や構文の問題と詳しい解説がついている。構文のチャートもついているので、難解な構文もしっかり理解できるようになっている。
●つまり●
「本編」で全体の内容理解を、「別冊編」で極部の難文理解をと完全に分けることによって、やるべき目標を明解にし、「速読」と「精読」の両方の力がめきめきつくようになっている。つまり、本シリーズを学習することによって、英語の中心にあるリスニング力から、長文読解力、構文力、コミュニケーション力まで一気に無理なくついてしまうんだ。そもそもこれらの力は、一緒につけていくと相互作用も働いて効果的だということを、君にもぜひ体験してほしい。
【まとめ】
◆CD→設問→英文のわけ◆
↓
「聞く」目標設定として、設問があると考える
◆精読と速読の両方の力をつける◆
精読(極部の難文理解) →別冊文法・構文編
速読(全体の内容理解) →ヒントページ
↓
完全な二分化により、やるべき目標が明解
…………………………レベルの特徴…………………………
本シリーズの目的は、わかったかな? このシリーズでは、こういった目的をもち、レベル別に問題集を作成することによって格段に学習効果を高め、さらに、個人のレベルに応じたきめ細かい学習(スモールステップ)ができるようになっている。レベルは、以下のような6段階からなっている。
【対象レベル/語数/文章内容(全12問)】
■レベル1:公立高校入試レベル/〜250/物語100%
■レベル2:高校入試・短期大学レベル/〜400/物語85%+簡単な評論15%
■レベル3:高校英語Iレベル/〜550/物語65%+簡単な評論35%
■レベル4:高校英語II・センター試験受験レベル/〜700/物語50%+評論50%
■レベル5:有名私大・国立大学受験レベル/〜800/物語35%+評論65%
■レベル6:超難関大受験レベル/800以上/物語15%+評論85%
対象レベルに関係なく、自分にあったところから始めてみよう。今の自分には難しいと感じたら、1つ下のレベルから始めることがお勧め。より効果的に学習ができるはずだ。
レベル1は、「英語レベル別問題集」の中で、もっとも基礎的なレベルに位置する。このレベル1は単に問題が易しいというだけではなく、一貫した解き方を身につけて、使いこなすための第1歩なんだ。一歩ずつ確実に解法に慣れていってほしい。
また、第1問からスラスラできなくても何ら心配はいらない。本シリーズでは、各レベルに収められている12問を解いていくうちに実力が完成するように構成されているからだ。定期的にリズミカルにやってこう。