New

vol.4

文法は、読解や 設問解答の要だ!!

vol.3

2次方程式の様々な 解法をマスターせよ !

vol.2

口語表現。 「やさしい単語」が難しい!

 

backnumber

vol.33 海外レポート「New York」編

Goro の英語武者修行 @ Manhattan

 

 こんにちは!東進英語科講師の福崎伍郎です!

 英語の武者修行と取材を兼ねて4月1日から1カ月間ニューヨークに行ってきました。
 1カ月もホテルに滞在したらさぞかしホテル代がかかっただろうと心配する人もいるかもしれないので(いないか!?)、そのあたりの話から始めましょう。
 ニューヨークは、アメリカの都市の中でもホテル代が高くて有名なところ。ちょっと名前を聞いたことのあるホテルにでも泊まろうものなら、1 カ月で数十万円は軽くかかってしまい ます。というわけで、僕が泊まったのはマンハッタンではなく、ハドソン川を渡ったニュージャージー州の小さな町にある「サービスアパートメント」。1カ月単位で部屋を貸してくれるアパートで、僕が寝起きしたのは安くてこざっぱりとし た部屋でした。
 でも、この部屋がスゴイ! 何がスゴイかというと、窓から見えるマンハッタンの眺めが美しすぎる! 滞在当初、僕は毎日、朝・昼・午後・夕方・夜・夜中と部屋の窓から見えるマンハッタンの景色を飽きもせず眺めていたのでした。

 

 しかし、わざわざニューヨークまで来て部屋に引きこもっていたのでは、東進ハイスクール兼東進衛星予備校英語科講師・福崎伍郎の名がすたる!窓からの景色に感動しつつも、僕は毎日のようにバスに乗って、リンカーントンネルをくぐり抜け、マンハッタンへと出陣し、あたりにいる人たちをつかまえては強引に話しかけ英語の武者修行に励んだのです。
  そこで、わかったこと。ニューヨークは「人種のるつぼ(melting pot)」に譬えられるように、世界中から多種多様な人種の人々が流れ込んできて暮らしているため、彼らが話す英語もある意味多種多様、言い換えればかなり目茶苦茶(broken)なことが多いのです。あの有名なニューヨークのタクシー、イエローキャブ(yellow cab)もよく利用しましたが、乗るたびに運転手さんの国籍を聞くと皆違った国の名前が返ってくるほどバラエティ豊か。話す英語もかな~り訛っていて、ある意味 COOL !
  一週間もしないうちに「別にネイティブみたく話せなくてもいいんじゃない?」という悪魔の甘い誘惑にグラっときそうになりましたが、ニューヨークは他にも誘惑が多すぎて、悪魔の誘惑も甘さひかえめ! すぐにドーナツやらカップケーキやらのパワフルな甘さに負けてどこかに退散していきました。

 
 マンハッタンの通りは,例外もありますが、南北に走っているのが Avenue、東西に走っているのが Street と呼ばれるのが普通です。ちょうど京都でタクシーに乗って「烏丸三条まで」(つまり烏丸通と三条通の交差点まで)と言うのと同じで “8th Avenue and 15th Street, please!” のように言えば、あとは運転手さん任せであっという間に目的地まで連れて行ってくれます。取材にいそしむ僕は,タクシーの窓から街角の風景やら道路標識やらをカメラにおさめていました。そんなある日、部屋に帰って、その日撮影した写真をチェックしていると、一 瞬「ん???」と な っ た 1枚がこれ。
  「なんじゃ? NO STANDINGてどういうこと? 『立ってはいけない』ではいくらなんでも意味不明だし……(走ったり・座ったり・寝たりするのはいいのか??)」みなさんはわかりますか?  stand には「立つ(to be on feet)」の意味の他にも「停止したままでいる(to remain stationary)」の意味があるのです。つ ま り、NO STANDING は「停車禁止」ということで、「荷物の積み下ろしなどのために一時的にせよ車を停めたままにしてはダメ」という意味だったのです。おもしろい言い方ですね!











 

 さて、NO STANDING に後押しされた僕は、立ち止まることもせず、マンハッタンの通りをあちこち歩き回りながら取材を続けていきました。そんなある日のこと、コロンビア大学(Columbia University)を訪れた後、近くの公園で一休みしていたときに、素敵な(そして知的な)おばあちゃんに出会いました。その人の名前はCourtneyさん。愛犬のRubyとお散歩中でした。
 Courtneyさんは,近くの有名な教会(St. John the Divine Cathedral)の入り口にある不思議な彫刻(sculpture)について話してくれました。ニューヨーク大聖堂とも呼ばれるこの教会は,1892 年に建設が始まり 100年以上たった今なお建設中という巨大建造物です。ゴシック様式の聖堂としては世界最大で 1 万人が入れるそうです。

 帰国後,Courtney さんと何度かメールのやりとりをしましたが,毎回メールの最後に知的でキラリと光る言葉を贈ってくれます。僕が心を打たれた言葉を紹介しますから,みなさん訳してみてください。大学入試問題に出てもおかしくない英文ですね。

 
    【ヒント】
  • ・even if ~「たとえ~でも」
  • ・publish「出版する」
  • ・in other words「言い換えれば」
  • ・express oneself「自分の考えを表現する」
  • ・in one way or another「いろいろな方法で」
  • ・meaningful「意義深い」

 どうですか? とくに最後の文の which の使い方はきちんとわかりましたか?

 

 which は直前の節全体の内容を受けて「そのことは~にとってとても大切だと、私は信じています」という意味ですね。

【訳例】
 たとえ出版されることも人の目に触れることさえなくても、何かを文章に書くことはいいことです。それはあなたを変えてくれるからです。言い換えると、自分を何らかの仕方で表現するということは、自分自身の人生の物語を創造するということであり、それは有意義な人生を送るうえでとても大切なことだと私は信じています。

 入試問題にチャレンジ

 

この問題の解説は下記の動画で行います。

 「どんな問題にも通用する本物の実力をすべての受験生に!」。この目標を達成するため、授業に参考書の執筆にと、精力的に取り組む超実力講師。基本を大切にし、無理なく自然に君たちの力を伸ばす「脳にやさしい授業」が大好評だ。
大学入試問題 過去問データベース