大学入試の基礎知識

◆国公立大では、1次試験としてセンター試験が必要

2回に分けて実施される国公立大二次試験
しかし受験のチャンスは実質1回

 国公立大志望者は、一次試験としてセンター試験を受験する必要があります。その後、志望大学に出願し、個別試験(二次試験)を受験します。合否判定はセンター試験・二次試験の総合点で行われます。
 多くの国公立大では、募集定員を前期日程と後期日程に分ける「分離分割方式」を採用しています。ただし、前期日程の合格大学に入学手続をすると、後期合格の権利はなくなります。また後期日程は募集人員が少なく、競争率が高くなります。したがって受験のチャンスは、前期日程だけの実質1回と考えた方がよいでしょう。
 また、前期試験や推薦入試、AO入試に定員をシフトして、後期日程での募集を減らす、または後期日程自体を廃止する国公立大が増えていますので、情報収集を怠らないようにしましょう。

国公立大入試の流れ

◆大学ごとによって異なるセンター試験の重み

合否判定の方法 ――国公立大学の一般的な合否判定方法は次の通りです―

(1)センター試験と二次試験の総合点で判定

国公立大で最も一般的な方法です。
※二段階選抜を行う大学に注意
二段階選抜とは、センター試験の成績で一回目の選抜を行う仕組みです。合格者だけが二次試験を受験できることになり、センター試験成績が基準に達していなければ、二次試験の前に不合格となります。
※後期日程の二次試験では、学科試験のほか、総合問題、小論文、面接、実技試験などを課す大学が多くみられます。

(2)センター試験だけで判定

おもに後期日程で、二次試験を課さない学部・学科があります。

◆センター試験5教科7科目以上を課す大学

 2017年度センター試験で「5教科7科目以上」を課した大学は、国公立大166大学566学部中、110大学417学部です。これは大学、学部とも全体の7割前後になります。
 参考までに、5教科7科目受験となった2004年度からの国公立大でのセンター試験出題科目型の推移を下に示します。安易に受験科目を絞り込んだりせず、幅広く学習するように心がけましょう。
 なお、2012年度からは地理歴史・公民の枠を統合、理科の科目選択が2科目に変更になりました。

センター試験 科目型の推移