


1930年の9月7日
ゲーデル(1906年-1978年)は、オーストリア・ハンガリー帝国のブルン生まれ。後に米国に帰化しました。ウィーン大学の学生だった1930年から、10年ほどで「不完全性定理」など、当時の数学の基礎づけと論理学の大問題の約半分を一人で解いてしまった人ですが、難解で理解者が少なく、当時はそれほど有名ではありませんでした。しかし、1930年のこの日、コンピュータの基本理論を作ったフォン=ノイマンと第2回科学認識論会議で出会って以来、ノイマンは彼の才能を高く評価。ゲーデルをプリンストン大学の高等研究所に所員として招き寄せました。ゲーデルが単なる『所員』として研究所に入ることになったことに対し、ノイマンは「ゲーデルが教授でないのに、我々が教授でいられようか。」と言ったそうです。ゲーデルの最大の業績は1931年に発表した、第一と第二からなる不完全性定理です。神戸大学工学部の林晋教授は、これを専門用語を使わずに次のように表現しています。「数学は人間がどうあがいても曖昧であるか不完全であるかどちらかである。数学の確実性を追い求めても、それをそれ自身より確実なもので保証することはできない。だから、正しいと信じるしかなく、その意味では絶対的な確実性は達成できない。」 ゲーデルの定理は、数学のみならず、論理的につきつめ矛盾を解消することで真理の追究が可能であると考えていた科学者や哲学者に衝撃を与えたとされています。
長渕剛
(歌手・1956年)
岡崎朋美
(スピードスケート・1971年)
エリア・カザン
(映画監督・1909年)
島木健作
(作家・1903年)
エリザベス1世
(英女王・1533年)

