秋入学

あきにゅうがく
セメスター制(年2学期制)を導入している大学や大学院で、年2回新入生を受け入れる入学時期の一つ。9月ないし10月入学になる。もう一つの入学時期は春入学で日本ではこちらが一般的。欧米の大学に留学する際には、秋入学に合わせて準備することも多い。日本では社会人を積極的に受け入れる専門職大学院が多く採用している。また、日本の大学でもAO入試や帰国子女入試において秋入学に合わせた入試制度が実施されることがある。「後期入学」とも言う。

アルバイト

あるばいと
ある統計によれば、大学生の約7割がなんらかのアルバイトを経験している。多くは旅行や趣味など、生活費以外の費用にあてるのが目的。人気職種は家庭教師やコンビニの店員など。アルバイトが嵩じて、その業種で起業をする学生企業家が誕生することもある。アメリカの大学生は、多くが学費・生活費までアルバイトで得る者がほとんどと言われ、日米学生の「自立」度は、圧倒的にアメリカに軍配が上がる。ちなみにアルバイトという言葉は、ドイツ語のArbeitで、「労働」全般を意味する。明治時代の大学生が使い始めて、「本業とは別の臨時的な仕事」といった現在の意味として一般化した。

荒巻豊志

あらまきとよし
aramaki_toyoshi.jpg東進講師。世界史担当。歴史をビジュアル化して、受講生の右脳を直撃する若手実力講師。興味深く歴史の因果関係を明らかにしながら進んでいく講義は、受験生のそれまでの勉強観を一変させ、個々の歴史観構築まで昇華させる。ビジュアル化した板書を駆使して繰り広げるハイテンションかつメリハリのある講義で生徒からも大好評。先生の授業で世界史の醍醐味を存分に味わってほしい。
主な担当講座「論述世界史」「センター試験対策世界史B」など。著書『荒巻の世界史の見取り図 文明の発祥〜16世紀』東進ブックス)ほか多数。

アカデメイア

あかでめいあ
Akademeia。古代ギリシアの哲学者プラトンが創設した学園。幾何学や論理学を重視し、その入り口には「幾何学を知らざる者、この門を入るべからず」と書かれていたと言う。現在の生徒・先生のやりとりで何かを生徒が習得する学校というよりも、ある学説を支持、研究する者が集って、それを精練するために議論する場だったと言える。形態として近い現在の例としては、ディスカッションなしには成立しない大学のゼミや、屋外で行なわれるテーチインなどが挙げられる。プラトンは対話を重視し、著作を残していない。著書として後世に伝わる『対話篇』は弟子のソクラテスがまとめた講義ノートのようなものと言える。学術的、学問的、学問好きな、という意の「アカデミック」も、このプラトンの学園の名称が語源。

アカデミー

あかでみー
academy。大学・研究所など、学問・学芸・学術の中心となる団体や機関の総称。語源はプラトンが紀元前387年に古代ギリシアのアテナイに創設した学園アカデメイア(Akademeia)。

アドミッション・オフィス

あどみっしょんおふぃす
Admissions Office。アドミッションズ・オフィスと表記する場合も多い。「入試事務室」。大学によって日本語名称は異なる。入学者を審査する事務室のこと。各学部から選出された教員と学長に任命された職員で構成され、各学部の入学者選抜方針を受け、各学部と協力して入学審査を行う。アドミッション・オフィスが行う入試がAO入試。                              

アカウンティングスクール (会計大学院) Accounting School

あかうんてぃんぐすくーる
[⇒「会計大学院」の項を参照]

アラカルト方式

あらかるとほうしき
多様化する入試選抜方式の中の一つ。とくに次の2方式を指すことが多い。
1.国公立大で、4教科以下で受験可能な方式。
2. 複数の入試方法から選択できる私立大の複線入試。
もとは1990年に始まった「大学入試センター試験」で、6教科32科目(2006年度以降6教科28科目)から、大学が受験科目を自由に指定できるようにした方式を指す。原則的には1科目だけを受験科目とすることもできる。こうした選択性をもたせることについては、功罪両面あることが認識されてきており、2001年には国立大学協会が、「国立大学志願者に原則としてセンター試験5教科7科目の受験を課す」とする「提言」を発表している。
 また、「アラカルト方式」は大学入学後、履修科目の選択の仕方についても使われることがある。大学受験におけるアラカルト方式がどちらかという受験科目数減の方向に動いたのに比べて、大学でのアラカルト方式は、細分化された専門科目から、学生自身が自主的に科目を選択し組み合わせることができる方式で、意味が異なる。

APPs(Academic Program for Professionals)

あっぷす
慶應義塾大学大学院商学研究科が2002年度から設置した社会人向けの新研究教育プログラムで、「専門的職業人のための学術教育プログラム」(APPs=Academic Program for Professionals)と呼ばれる。公認会計士や税理士、司法試験合格者、国家公務員第一種合格者を対象に、専門的な研究を進める。「専門職大学院」の先駆的試みと言える。
[⇒「専門職大学院」の項を参照]

圧縮配点

あっしゅくはいてん
センター試験の科目の配点を均等に低くすること。一次試験と二次試験の得点比率を整えるために大学側が行う。

新しい学習指導要領

あたらしいがくしゅうしどうようりょう
小学校・中学校は2002年4月より施行され、高校は2003年4月より施行されたカリキュラム編成基準。縮約して「新学習指導要領」と呼ばれることが多い。この指導要領に準拠したカリキュラムが「新課程」。これまでも学習指導要領は10年に一度くらいの間隔で改訂されて来たが、2002年度実施のこの指導要領が特に「新しい」と呼ばれるのは、「ゆとり教育」を掲げて実際に時間的「ゆとり」に関わる学校の「週5日制」を制度化するなど、これまでにない大きな「改革的」変更を含んでいるため。しかし文科相は、施行から1年半を経た2003年12月に新学習指導要領の一部改訂を告示、「指導要領はすべての児童生徒に指導すべき内容等を示した最低基準」との見解を示し、指導要領の範囲を超える内容を「発展的な学習内容」と呼び、教科書に盛り込まれ、教えられてよい許容範囲の指針とした。