2006年01月27日
全科類進学枠
ぜんかるいしんがくわく
東京大学が2006年度から新設する新しい進学制度。2006年度以降の新入生を対象に、全学部が「全科類進学枠」を設けることで、文系・理系の垣根を越えた学部進学が可能な枠が生まれる。これまでは文科・理科それぞれ三つの科類に分かれて前期課程(教養学部)の2年間を修了し、 後期課程(専門学部)に進学する際、法学部には文科I類から、経済学部には文科II類から、 文学部及び教育学部には文科III類から進学、工学部、理学部、農学部、薬学部、医学部にはそれぞれ理科の各類から進学することが定められており、前期から後期への進学において、文科が理系学部を選んだり、理科が文系学部を選ぶことはできなかった。この新しい枠を使うと、文系、理系の垣根を越えて進路変更が可能になる。前期課程で自分の将来をじっくり考える幅が広がるメリットがある一方、文科I類に合格すれば法学部への進学が、文科II類なら経済学部、理科III類ならば医学部への進学が、入学時に100%約束される(指定科類枠)ということはなくなることになる。つまりすべての科類からすべての学部・学科などへの進学に際して成績による振分けが行なわれる。全科類進学枠の枠は経済、文、教育学部で定員の30%程度、理学部は各学科平均10%、法学部は5%、医学部は3−5%程度とする方向。新制度下では少人数とはいえ、文I合格、理III合格で入学しても法学部、医学部に進めないケースが出る可能性が従来より高くなる。










