受験勉強

音読

おんどく
脳科学によってその効果が裏づけられた学習法の一つ。主に英語の学習に音読を導入して大きな成果を挙げている。英語の講座に音読を取り入れた安河内哲也先生をはじめ、今井宏先生の「音読用CD付き」の学習参考書『英単語☆熟語トレーニングドリル2100』(東進ブックス)なども発行されている。

出題傾向

しゅつだいけいこう
大学ごとの入試問題の出題形式、分野、難易度、範囲などの特徴を指す。例年変わらない大学としての傾向と、同じ大学でも周期的に変化する傾向などがある。「東進タイムズ」では例年、東進の気鋭の講師陣による東大、京大の数学・英語などの入試問題分析を掲載している。また「冬期・直前講習」では、大学別の出題傾向に即した「大学別演習講座」が設置される。

直前期

ちょくぜんき
冬休み開始から入試本番までを指すのが一般的。志望大学別演習、記述型答案練習、過去問演習など、実戦トレーニングが中心となる。

天王山

てんのうざん
一般に勝つか負けるかが決まる大切な時期、場面を指す。勝負の分かれ目。
大学受験の天王山は「夏休み」。
なお天王山は、京都府南部の乙訓郡大山崎町にある海抜270メートルの山。淀川に臨み、対岸の男山とともに京都への道の狭隘部をなしている。1582年の「山崎の合戦」で天王山を先に占領した豊臣秀吉軍が明智光秀軍を撃破した史実にちなむ言葉。

出願校

しゅつがんこう
その大学の募集要項を取り寄せ、出願書類を期間内に提出して受験料を支払い、実際に受験することを出願した大学。いくつかあった志望校を絞り込んで決定する。絞り込みにあたっては、センター試験自己採点が重要な判断材料となる。

外発的動機

がいはつてきどうき
心理学の用語で、もっともわかりやすい例は「ご褒美」。たとえば「テストが終わったら遊園地にいこう」と自分を鼓舞したりするのが「外発的動機」で勉強する例。「ご褒美」というと不純な動機と思われがちだが、外発的動機を利用する方法は、心理学的には有効な手段。むしろ、外発的動機がまったくないと、学習能力がひどく落ちてしまうことが確認されている。また「達成感」も外発的動機のひとつ。大きな最終目標以外にも、小さな目標、達成可能な目標を随時つくって達成感(内面的報酬)を得る回数を小刻みに増やしていくのが効果的。

志望校決定時期

しぼうこうけっていじき
志望校は現役合格したい大学であり、受験勉強における目標となることは言うまでもない。東進タイムズの調査によれば、志望校を決定する時期が、現役合格率にも大きく影響している。旧七帝大現役合格者は、その7割以上が高2までに志望校を決めている。また、受験勉強の開始時期も、ほぼ志望校決定時期と重なっており、結果、受験勉強の早期スタートにつながっている。自分がどんな大学に合格・進学して学びたいのか、志望校の決定は、現役合格を勝ち取るための大きな要因の一つ。

志望校

しぼうこう
志望大学ともいう。学部・学科を含めこの大学に進学して学びたいと希望する大学のこと。第一志望、第二志望、第三志望まで想定することが多い。但し、第一志望校に絶対合格する!という強い意志が大前提。

作業興奮

さぎょうこうふん
とにかく取りかかってしまえば、調子が出て来て順調に進みはじめること。心理学者クレペリンが発見した。
やらなければと思っていても、なかなかやる気が出ないときに大切なことは、いやいやでもいいからとにかく取り掛かってみること。ゆっくりでも作業に着手することが、意欲、モチベーションを司る脳の「側坐核」を刺激する。そして何事でも、始めてからしばらく経つと、少しずつ調子にノッて集中できるようになる。これが作業興奮。
側坐核が目を覚ますのには時間がかかる。やる気が出ない時には、まずは机に向かって勉強を始める体勢を作ろう。

初頭努力・終末努力

しょとうどりょく・しゅうまつどりょく
心理学の用語で一般に、何かの作業を行うときの集中力は、始めと終わりが特に強くなることを言う。始めが「初頭努力」、終わりが「終末努力」と呼ばれる。例えばテストを受けているとく開始直後と終了直前には集中力が増すということ。では、中間の集中力低下を防ぐには?テスト時間を前半と後半に分けること。そうすれば、初頭努力と終末努力がテスト中に2回ずつ訪れる。試験時間が60分だったときには、前半の30分でテストが終わると思って臨めばよい。詳しくは池谷裕二先生の『最新脳科学が教える 高校生の勉強法』(東進ブックス)を参照。

モーツァルト効果

もーつぁるとこうか
モーツァルトの曲を聴くと思考力、記憶力など頭の働きが良くなる効果のこと。ウィスコンシン大学のラウシャー博士によって10年ほど前に発見された。ただし、効果は一時的なもので、一時間未満。しかし、効果は確実にあることが実証されており、知能指数IQが8〜9ポイントも高まったという例が報告されている。勉強の合間合間、休憩時間などに聴くと効果的。詳しくは池谷裕二先生の『最新脳科学が教える 高校生の勉強法』(東進ブックス)を参照。

記述・論述対策

きじゅつ・ろんじゅつたいさく
国立大二次試験や早慶をはじめとする難関私大受験に不可欠とされる対策。記述・論述の力をつけるには、相応の訓練が必要であり、独学も極めて困難とされている。東進ではこの記述・論述対策に的をしぼった「記述型答案練習講座」を開設している。英文読解の内容説明・要約問題や、東大・京大数学演習、志望系統別小論文、理科・地歴公民の論述対策など、記述力・論述力を強化。授業後には添削指導を実施し、記述・論述力を完成させる。

Yahoo! ステップアップ「英語を学習しよう」

やふーすてっぷあっぷ「えいごをがくしゅうしよう」
東進が日本の最有力ポータルサイトの一つであるYahoo! Japanに提供している学習コンテンツの名称。現在『英単語センター1500』と『英熟語センター750』があり、それぞれウェブ上で「今日の問題」にチャレンジし、採点と解答・解説を見ることができる。解答・開設のページでは全問、音声で発音も確認できる。
[→英単語センター1500]
[→英熟語センター750]

受験率

じゅけんりつ
志願者のうち実際にどれくらいの人が受験したか、その割合を示すパーセンテージ。受験者数/志願者数×100。

現役率

げんえきりつ
大学合格者の中で現役高校生が占める割合。浪人をして合格した高卒生の割合と補完関係にある。受験生のうち、何人が志望大学に現役で合格したかを比率で示す数値として「現役合格率」とも言う。

現役志願率

げんえきしがんりつ
例年4月の高校卒業予定者のうち、どれくらいの数の高校生が大学進学を希望者し、またセンター試験を含む大学受験に、どれくらいの現役高校生が志願しているかをパーセンテージで示す数値。高校卒業予定者に含まれる大学進学希望者の割合で大学進学率に近い値となる。

受験倍率

じゅけんばいりつ
募集定員数に対する受験者数の倍率。受験者数÷募集定員数で算出する。倍率が高いほど難関。
[⇒「志願倍率」「実質倍率」の項を参照。]

相対評価

そうたいひょうか
クラス内・学校内や模擬試験を受験した生徒の総数における成績の相対的位置を示す評価。「偏差値」で示すのが相対評価の代表例。


絶対評価

ぜったいひょうか
各生徒の学習到達度で評価する方法のこと。各教科に設けられた観点別の到達度を生徒ごとに示す。たとえばある大学の合格ラインの基準を得点数値で設定し、あと何点得点すれば合格ラインに達することができるかを不足する得点数で示す。
 また、東進模試すべてに共通する評価法。
東進では、各教科に設けられた観点別の到達度を生徒ごとに示す。志望大学の合格ラインの基準を得点数値で具体的に設定し、あと何点得点すれば合格ラインに達することができるかを、不足する得点数で明示する。この評価法によって、志望大学合格に向けて、何をどのように勉強すればよいか具体的な方針と学習計画を立てることが可能になる。
[→「東進 絶対評価方式模試」]


文転

ぶんてん
学生の適性上の理由から、理数系専攻から文科系専攻に転じること。逆の事例は理転と呼ばれるが、実際に理転が行われることは文転に比べると少数。高校生が大学受験において理系志望から文系志望に転じることについても言う。

文理選択

ぶんりせんたく
高校で文系クラス、理系クラスの選択をすること。多くの高校では高1の時に文系・理系の希望を取り、高2からクラス分けが行なわれる。この文理選択で受験科目を決定するため学部選びや大学選択にも大きな影響を持つ。好きな科目だけでなく、自分が将来就きたい職業を考えて選ぶと後悔が少ない。また最近は文理融合型の学部を持つ大学も増えてきている。将来就きたい職業と学部学科の研究をしっかりしておくことも必要だ。さらに大学入学後も東京大学で2006年度から導入された「全科類進学枠」のように教養課程から専門課程に進学する際、文科類から理科類、その逆も枠として可能な制度も出て来ている。

基礎

きそ
学習における「基礎」とは、例えで言えば、それがしっかりしていれば成績をぐんと伸ばし、飛躍することを可能にするスプリングボードのようなもの。基礎がしっかり出来ていないとあれこれと手をつけても学力を伸ばすことは難しい。「基礎」=「簡単」というイメージがあるがこれは誤解。「基礎がある」とは、知識内容の本質を正しく理解し、その知識を「うまく使える」ようにする力がある、ということ。この力を「基礎学力」または「基礎力」という。

過去問

かこもん
「過去に出題された入試問題」の短縮形。国公立大学、私立大学ともに各大学ごとの過去問題集がある。またセンター試験過去問題集もある。過去問は、志望校のものにできるだけ早く触れたいが、早すぎてもまったく歯が立たない。基礎を固めたうえで、志望校を絞り込む時期に、対志望大対策の一環として集中して取り組むのが効果的とされている。
[→「東進大学入試問題過去問データベース」]