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宮内の教科書レベルから入試につながる物理【電磁気編】
宮内舞子 【著】 【出版社】東進ブックス |
本書は「よし、物理の勉強をしっかりやってみよう!」と思った方のための参考書です。
今の段階で物理が苦手でも得意でも、好きでも嫌いでも、それは大きな問題ではありません。「やってみよう!」という気持ちがあればOKです。
電磁気の分野は、物理の中でも苦手意識を感じてしまう人が多い分野です。電気のつぶつぶなんて「目に見えない」し、何が起こっているか「イメージしづらい」し、よくわかんない……。そんな声をよく耳にします。
確かに電気のつぶつぶや電場、磁場は目に見えないものです。でも、みーんな、見えないんです。物理学者のクーロンやファラデーにだって、電気のつぶつぶは見えなかった。それは今、物理を勉強している皆さんと同じです。
電磁気という分野は「目に見えない」からこそ、シンプルなルールで簡単に扱うことができるように、物理量や関係式が定められています。ただ、なかなか敷居が高いのも事実です。ですから、本書ではそのシンプルなルール、物理量のつながりを、できるだけわかりやすく皆さんに伝えることを1 番の目的としています。
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◆本書の特長
1.「教科書レベル」から「大学入試レベル」へ
本書は、「教科書の内容は理解できるけれど、大学入試問題になると解けない」という生徒の声をもとに制作しました。現時点では「教科書レベル」の知識しかなくても、読み進めていくうちにきちんと理解が深まり、熟読後は「大学入試レベル」の力も身につくという内容構成になっています。
「電磁気編」は全部で12講あります。「授業」→「例題」→「演習問題」という構成で段階的にレベルを上げていくので、教科書レベルから大学入試問題が解けるレベルまで、無理なく実力を養成することが可能です。
2. 宮内舞子先生の単純明快な「授業」を紙上に再現
東進の物理科実力講師である宮内舞子先生のわかりやすく丁寧な「授業」を紙上に再現しています。宮内先生の授業における特長として、「すっきりとした見通しのよい解法」と「丁寧で色彩豊かなイラスト・図版が満載であること」などが挙げられます。
本書では、実際の授業同様、入試問題を解く際に必要な「知識」を一つずつ確認した上で、それらの「知識」を適切に使いこなせるようになるための「考え方」のポイントを丁寧に解説していきます。また、物理現象をフルカラーのイラストや図版を用いてわかりやすく解説していますので、楽しく効果的に学習を進めることができます。
3. 典型的な解法パターンを攻略
「授業」で身につけた「知識」や「考え方」をすぐに実践できるよう、章末に演習問題を収録しました。問題はすべて、近年の大学入試問題の中から出題頻度の高い問題を精選しています。頻出問題の解法パターンを徹底的に身につけることで、物理の得点力を結実させることが可能です。
◆目次
<本冊>
特別講義
第0講 力学の復習
第1章 電場
第1 講:電場と電位
第2 講:様々な電荷と電場
第3 講 :コンデンサー
第4 講:電流と抵抗
第5 講:電気回路①
第6 講:電気回路②
第2章 磁場
第7講:磁場とローレンツ力
第8講:電流と磁場
第9講:磁場誘導①
第10講:磁場誘導②
第11講:コイル
第12 講:交流
<別冊> ※別冊には本冊に掲載している演習問題の解答・解説を収録しています。
第1章 電場
第2章 磁場