« 2019/12/17更新 『日本史史料一問一答【完全版】2nd edition』お詫びと訂正 | メイン | 英語 L&R レベル別問題集1 超基礎編 »

栗原の古文単語教室





栗原隆 【著】

【出版社】東進ブックス
【ISBN】9784890858378
【定価】本体1200円+税
【頁数】本冊272頁+別冊128頁
【判型】A5判
Amazon_logo.gif


message.gif

 さて,皆さんはどうして「古文」を勉強しているのでしょうか?
 大学受験の入試科目にあるから,嫌々やっている人がほとんどでしょう。私も高校生の頃はそうでした。
 もう,誰も話していない「死語」を学ぶ価値が見出せない。だから,積極的に勉強する意欲がわかない。いわゆる「古文単語集」をひたすら丸暗記し,「古典文法」も丸暗記し,後は「過去問」をひたすら解く。これは難行苦行ですね。あるいは「若者を苦しめるため」に大人が無理矢理に課した「パワーハラスメント」のようなものに違いないと邪推する人もいるでしょう。
 しかし,「古文」を学ぶことによって,まだ誰も解決したことのない大きな謎を解明でき,新たな可能性を見出すことができるとしたらどうでしょう。

 現代の言語学は,「現在の話し言葉」の研究が第一です(これを共時的研究といいます)。だから,「比較言語学」といえば,その対象は同系関係が認められている言語間のみとなります(例えば同じラテン語から分かれたフランス語とイタリア語とか)。ところが,現代日本語は他の言語と共通の祖語が見つからない,いわゆる「孤立言語(言語の類型的分類とは違う意味での)」のため,「比較言語学」の対象にはなりません(日本語と外国語を比べることは「対照」という違う用語で区別しています)。
 かつて,「ウラル・アルタイ語族」という,ウラル語族とアルタイ語族の総称が使用されていた時期があり,日本語もこの系統に属すると考えられていました。しかし,現代の言語学では共通する基礎語彙がほとんどなく,同系性を示す証拠(※)がないため,この概念自体が認められていません。また,語彙に関しても,日本語と関連性がありそうな言語は,現在他に見当たりません。
続きはこちら>>



「講義」だから単語の意味がよくわかる!

入試頻出の古文単語370語を,豊富な図版とイラストでどこよりも詳しく解説。大学入試問題の出題者が要求する単語を余すことなく掲載しているので、共通テストから難関大まで完全対応! 単語には入試頻出度を星印で表示しているので、目標に合わせた学習が可能です。

1.入試に必要な語だけを覚えられる
 例えば,『源氏物語』に使われている語彙は一万語を超えますが,そのすべてを覚えなければ大学入試の「古文」が解けないというわけではありません。本書は入試でよく問われる370語に見出し語を絞って掲載しているので,入試に必要な古文単語だけを効率的に覚えることができます。

Zu1.png

2.点差のつく単語から覚えられる
 本書では単語を特徴ごとにグルーピングし,カテゴリー×頻出度で掲載。覚えづらい多義語などの「意味変化語」から学んでゆくことで,入試で点差のつく単語から覚えることができるよう工夫されています。

Zu2.png

3.苦痛なく覚えられる
 古文単語が覚えづらい理由は主に,一つの単語に複数の意味があることと現代語とは意味が違うことの2つでしょう。
 そのため,本書では「プロトタイプ理論」を用いて,どのように意味が変わってきたかを視覚的に表しました。これによって,丸暗記ではなく,古文単語の意味を根本から理解することができます。

Zu3.png


こんな人に最適!
□苦痛なく必要最小限の古文単語を覚えたい人
■大学入試レベルの問題文を読みこなしたい人
□イラストや図を使って,視覚的に古文単語の意味を理解したい人

◆目次
序章:いかに苦痛なく,必要最小限の単語を覚えられるか
第1章:意味が大きく変化してしまった言葉たち(形容詞・形容動詞)
第2章:意味が大きく変化してしまった言葉たち(動詞・名詞・その他)
第3章:形態が大きく変化してしまった言葉たち
第4章:失われてしまった言葉たち