大学受験|数学
一目でわかるハンドブックシリーズ
一目でわかるハンドブックシリーズ 一目でわかる数学ハンドブック I・A/II・B 新課程版
はじめに
受験生の声に応える
本書は、現役高校生・受験生の多くの声「数学の実力をアップさせるためにはどう勉強したらいいいですか?」「○○大学に合格するためにはどう勉強すればいいですか?」「数学を得意科目にしたいんですが……」等の様々な相談や、「先生、参考書・問題集が一冊にパックされている本を書いて下さい!」といった要望に応えるために書かれたものである。
数学の成績を伸ばすためには!
必要な項目を挙げ、その各項目に対して本書がどのように対処したか列挙しよう。それがそのまま、本書を用いての勉強の仕方に通じるだろう。
1)数I・A、数II・Bの各分野で、身につけなくてはいけない基本事項、入試に必要な重要項目、重要公式にはどういうものがあるか知ること!(→本書の106パターン)
2)各分野の基本事項を定義からしっかり理解すること!(→本書では右ページの【黒板】を用いたり、流れ図、グラフ、表を活用してポイントをビジュアル化)
3)練習問題を基本問題、標準問題とレベルを意識して何回も解くこと。それを解答を見ずに、解法が頭の中で流れるまで実行する!(→本書では各問題にレベル1〜レベル5を記載し、例題を約300問、タイムトライアル練習問題を約100問用意)
4)融合問題を練習し、実践力をつける!(→本書の第14章 クロス!クロス!! で項目をチェック)
5)試験日、前日まで重要事項、重要公式をチェック!(→本書の右ページ【黒板】に整理)
センター試験もバッチリだ!
センター試験で高得点をとるためには、しっかりとした基礎力と問題を限られた時間で解く訓練が必要だ。本書にはセンター試験を超えるレベルの問題も含まれているが、本書をマスターすればセンター試験も余裕をもって戦えるはずだ。
受験勉強はチェック! チェック!! チェック!!!の精神
試験は限られた時間内に答案を仕上げなくてはいけない。そのためには、計算力も必要であり、公式を確実に速く使えるようにする能力も必要だ。また、典型標準問題の解法が、頭の中で流れるまでに仕上げておかなくてはいけない。これが受験勉強である。心はチェック! チェック!! チェック!!! の精神。
入試頻出問題のチェック、重要項目のチェック、重要公式のチェック……等と、私自身がチェックマンとなって、君たちの弱点、盲点をチェックするために登場しよう。君たちは自らの弱点を補強するように何度も根気よく、106パターンを征服してほしい。
数学を得意科目に!
大学合格への戦いは、1人の戦いではない。チェックマンこと、この石綿が熱いエールを送り続けるから、ともに頑張ろう!
2005年7月 石綿夏委也